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ーエピソード 479ー
No side .*･ﾟ
準々決勝で敗退した烏野は、試合の疲れのおかげか
すぐに寝床についた。
明日は武田の許しの元
準々決勝を見たあと宮城に帰る予定だ。
今日の感動と悔しさを抱え眠りにつこうとしていたAだが、なかなか寝付けず、スマホをもってそっと女子部屋を抜け出し、やけに静かなロビーへ足を運んだ。
『もう1時か。みんなもう寝たかな。』
先程まで賑やかだった宿舎は、声1つ聞こえず、外の車の走る音と時計の針の音、自動販売機の機動音のみ響き渡る。
よいしょ、と真ん中にあるソファに座り、LINEを開く
『あ、研磨くんにツムツムのハート返さなきゃ』
昨日の夜突然送られてきたハートを送り返し、その後もれなやクラスメイト達に返信していると、ピコンと通知音とともにトーク歴の1番上に現れた、黒尾鉄朗という文字
ぴくりと体を反応させメッセージをゆっくりと開く
《起きてる？》
この人はいつも夜遅くにメッセージを送ってくる
ふっとその短い文章にも笑みがこぼれる
《起きてますよ》
そう返事をするとすぐに既読がつき、画面が切り替わり
着信音が鳴り響いた
ドキドキと胸を鳴らしながらも細い指先で画面上のコールマークを押した。
《お、でた。わりいなこんな夜遅くに》
『いえ、ちょうど眠れなかったので大丈夫です』
そうか、よかった。と静かに笑う
いつもと変わらない黒尾の声が、Aの耳に届く
『声も聴きたかったし』
電話越しの少し照れたようにいうAの言葉に
グッと息を止め、頬を少し赤くする
《Aちゃん…そういうの反則です。
とっ、まあ今日はお疲れ。最後まで見てた》
鴎台戦のハプニングにより、会場に最後までいることはできなかった。黒尾達は試合がおわった烏野に会いハイタッチや抱擁を交わし、試合を最後まで見守っていた。
『ほんとうにお疲れ様でした
明日昼過ぎまで試合見てから帰る予定ですよ』
《俺達もそうする予定。すぐ帰れる距離だけど
また明日会えるな》
嬉しそうに、そうですね！というA
12月冬の寒さの中、お互いの体は話していくうちに
ポカポカと温まっていくのを感じていた。
1時のため長話も出来ないため、帰ってからの日向の様子や
影山のサインの話、リエーフがパンツを無くした話や夜久さんは寝言で、暴言を吐いていた話など他愛もない話をして電話は終わった。
《じゃ、また明日な》
『また明日、おやすみなさい！』
春高3日目終了―――
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ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！番外編予定しているのでぜひリクエストくださいねっ❤️ (2023年3月20日 13時) (
レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 2年前くらいから追いかけてた作品がついについに完結しちゃいました😭💕すごい素敵な作品でした！ありがとうございました😂😊 (2023年3月19日 16時) (レス) @page43 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» 大変お待たせしました！！今後ともよろしくお願いいたします！❤️ (2023年2月1日 19時) (レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 更新が楽しみでいつも通知が来るとワクワクしながら除きにきてます🎵陰ながら応援しております😄📢 (2023年2月1日 8時) (レス) @page29 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ゆんさん» ご愛読ありがとうございます💖1年間も読み続けてくださり嬉しいです！ラストスパート気合い入れていきますね！これからもよろしくお願いします😌 (2022年6月8日 14時) (レス) id: 9fd630d8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりらら x他9人 | 作成日時：2021年3月13日 2時
