492 卒業 ページ23
ーエピソード 492ー
───3月
長く短かった冬は明け、春を迎えた。
校門の桜の木には緑鮮やかな葉が咲いていた
校門には、烏野高校 【卒業式】 の看板が置かれている
教室からは、わいわいと生徒の声が聞こえ、保護者達が
次々と体育館へ入っていく
『ご卒業おめでとうございます』
れな「おめでとうございます」
体育館前
Aとれなは他の生徒に混じり
卒業生へコサージュを付けていた
立派な3年生たちは今日で烏野高校を旅立っていく
その切なさを感じながら一人一人目を見ていく
澤村「A」
『澤村先輩…それに菅原先輩、旭さん、潔子先輩！』
ついさっき、先輩たちのことを考えしんみりとしているところに澤村たちが列になってやってきた
やっほ〜と明るい笑顔で手を振る菅原や清水たちにも同様
コサージュを付けていく
菅原「いやーなんかあれだな。
卒業式に後輩につけてもらう花、良いな」
旭「なんか照れる」
澤村「ん〜なんか立派になった気分」
清水「ちょっとよくわからない…？」
花を付けてもらって舞い上がっている男達を見て
不思議そうに首を傾げる清水
そんな光景に笑ってしまう
菅原「なんだよ〜笑うなよ〜似合うだろ？」
『似合ってます、似合ってます！』
清水「東峰は花似合わないよね」
旭「ひどい…」
澤村「よっしゃ、いくぞおまえら。後ろ詰まってるし」
じゃあと言って、澤村たちは
もう一度教室へと戻って行った
そして行われた卒業式
小学校、中学校のころは自分たちの代以外の卒業式は
退屈で早く終われと思っていたが、高校の卒業式は
先輩たちとの思い出を振り返っていたらあっというまだ
入場する時、
席が出入口の近くだったAは澤村たちと目が合うと
にっこりと笑った。卒業おめでとうと心を込めて
3年生たちの歌う合唱が聞こえる
もう少し耳を傾けて、思い出を振り返りたい
先輩たちとの最後の行事を過ごしたい
──────
番外編
〈1年4組、席が近いから？割と仲良し4人組〉
ー朝の勉強会ー
ー映りたくない月島蛍を無理やり押すー
ー笑ってくださーいー
※学ランがなかった…メガネも…
無理やりでごめんなさい！
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ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！番外編予定しているのでぜひリクエストくださいねっ❤️ (2023年3月20日 13時) (
レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 2年前くらいから追いかけてた作品がついについに完結しちゃいました😭💕すごい素敵な作品でした！ありがとうございました😂😊 (2023年3月19日 16時) (レス) @page43 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» 大変お待たせしました！！今後ともよろしくお願いいたします！❤️ (2023年2月1日 19時) (レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 更新が楽しみでいつも通知が来るとワクワクしながら除きにきてます🎵陰ながら応援しております😄📢 (2023年2月1日 8時) (レス) @page29 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ゆんさん» ご愛読ありがとうございます💖1年間も読み続けてくださり嬉しいです！ラストスパート気合い入れていきますね！これからもよろしくお願いします😌 (2022年6月8日 14時) (レス) id: 9fd630d8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりらら x他9人 | 作成日時：2021年3月13日 2時
