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ーエピソード 486ー
急に始まった3年生の解散式
最後に保護者さんに頼み写真を撮り
さぁ帰ろうという時であった
「兄ちゃ〜ん！！」
「あ、こらなっちゃん！」
保護者の方からなっちゃんと呼ばれる
小さな影がタタタッと走ってくる
日向「うぉわ！」
足に衝撃を受けた日向の足元にはオレンジ色の
ふわふわな髪の毛をした小さな女の子が抱きついていた
山口「誰？」
田中「日向の隠し子か？！」
日向「ち、違います！俺の妹の夏です」
なんだなんだと日向の足元を覗き込む屈強な男たち
飛び込んできたは言いもののその迫力に夏はあたふたとし
日向の後ろへと隠れこんだ
『へぇ、ちっちゃ〜、可愛い〜』
そのまた後ろから夏と視線を合わせるように屈んだA
夏と目が合うと、初めましてっとニコリと笑かけた
月島「そんなに身長変わんないけどね」
『黙って月島くん』
夏に向けた笑顔のまま月島へ向けるが
どこか殺気を含んでいる
日向「まだまだ甘えたなんですよ」
妹にかけよられてお兄ちゃんぶっている日向がふんぞり返り腰に手を置き、夏を見るが、さっきまで足元にいた夏は
いなくなっていた
日向「え？」
夏「あ、あの！」
夏はしゃがみ込んだAの目の前に行き、緊張したように
目を泳がせながら、話しかけた
『ん、わたし？』
夏「夏もお姉さんみたいに綺麗になれるかな？！」
日向「お前何言ってんの？！」
キラキラと光る目と赤く染った頬
本気かこいつという目で日向は夏を見る
それを聞いていた澤村たちもおお？っと様子を見ている
真っ直ぐ見つめてくる小さな女の子
目をぱちくりとさせ、状況を読み込んだAは
いつもの花の咲くような笑顔をして答えた
『なれるよっ』
小さな手を握って、なれると笑った
夏「でも、どうやったら…っ」
菅原「そりゃあれだろ〜恋！」
『ちょっとっ！』
夏「恋？」
菅原の爆弾発言に頬を赤くして、やめてくださいという
『なっちゃん、好きなことはある？』
夏「…夏、運動なら誰にも負けない！」
『好きなことに一生懸命になること、
そして好きな人を作ることだねっ』
夏「好きなこととすきなひと…」
『好きなことをする努力家は最強なんだよ〜
ここにいるみんな最強なんだよ、だからこんなにもかっこいいの』
ドヤっとウインクをしたAにまたこいつはかっこいいこと言うなと頭を抱えた
パァァと明るい表情になった夏は納得したようだ
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ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！番外編予定しているのでぜひリクエストくださいねっ❤️ (2023年3月20日 13時) (
レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 2年前くらいから追いかけてた作品がついについに完結しちゃいました😭💕すごい素敵な作品でした！ありがとうございました😂😊 (2023年3月19日 16時) (レス) @page43 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - ゆんさん» 大変お待たせしました！！今後ともよろしくお願いいたします！❤️ (2023年2月1日 19時) (レス) id: 038aac468c (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 更新が楽しみでいつも通知が来るとワクワクしながら除きにきてます🎵陰ながら応援しております😄📢 (2023年2月1日 8時) (レス) @page29 id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ゆんさん» ご愛読ありがとうございます💖1年間も読み続けてくださり嬉しいです！ラストスパート気合い入れていきますね！これからもよろしくお願いします😌 (2022年6月8日 14時) (レス) id: 9fd630d8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりらら x他9人 | 作成日時：2021年3月13日 2時
