【呪術廻戦】娘溺愛悟パパ【五条悟】 (ページ25)

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そのにじゅうごページ25

悟「戻った？！すぐ行く」

夜も更けた、日付が変わる直前。
高専で残業中、五条家の使用人から夕月の意識が戻った、と連絡が入った。
俺は未だ残業中の硝子に手短かに伝え、居ても立っても居られずすぐ五条家へ飛んだ。

窓から入る月明かりに照らされた、夕月の座る姿。
ああ...当時のままだ。
俺を見るなり、今にも泣き出しそうな顔だった

悟「...夕月！久しぶりだね。
念のため確認...覚えてる？」

「さ、とる、せんぱい...！

私、Aに何もできなかった...！
悟先輩に迷惑掛けないくらい、五条家に認められるくらい、強くなってAを守るはずだったのに...！」

夕月は当時を昨日のことのように話し、目覚めてからずっとこの調子で自分を責めていたそうだ。
6年間昏睡状態だったんだ、無理もないか

悟「夕月、落ち着いて。大丈夫。
君の記憶は傷ひとつなく戻ってる。
...僕はもう一生夕月を手離さない。
Aも夕月に会えるのを楽しみにしてるんだ」

「...はい！私も、絶対にAと悟先輩から離れない。
Aは、私のこと覚えててくれてるかなぁ...」

悟「...ずっと夕月を待ってた、Aも、僕も。

遅くなっちゃったけど、迎えに来たよ。夕月。
一緒に帰ろう」

遂にこの日が来たんだ。
ずっと待ち望んだ、もう来ないんじゃないかと思った時もあった

A、お待たせ。君のママが帰ってきたよ。

＊
とうとうママ目覚めました〜！ﾜｰ！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！