【そらる】あのメイクさん【歌い手】

メイク１７ ページ22

貴女side



２日目のライブが終わった。


疲れたっちゃ、疲れたけど、今日は優芽があまり暴走しなくてよかった。

…本当によかった。





でも、何でだろ…？


いつもはまふまふを見かけると、抱きつくぐらい普通にするのに…



いや、まずそれが普通じゃないんだけどね。






でも、本当に珍しい。


…大丈夫か？



・・・

まふまふside



今日は優芽ちゃんが、あまり僕のところに来なかった。


うーん、いや別に来て欲しいって訳じゃないんだけど、

なんか、いつも通りじゃないと落ち着かない…みたいな？



優芽ちゃん本人にも話しかけたけど、

ぼーっとしてたし…




やっぱり何か、あったのかな？




僕が考えていると、Aさんに会った。


すると、Aさんは優芽ちゃんの様子がいつもと違うって思ってるみたいで、

僕もそう思ってるって打ち明けた。



すると、様子が変ってことに確信が持てたのかすぐに優芽ちゃんの部屋に行った。




優芽ちゃん、大丈夫かな。



・・・

貴女side



まふまふから話を聞いて、確信した。



優芽は絶対なんかある！


てなわけで、今、優芽の部屋の前に来てます。





コンコン


『優芽〜？話があるから、開けてくれない？』





シーン…



『優芽〜？大丈夫〜？』





……




何も返事が返ってこない。



私はダメもとでドアに手をかけてみた。



ｶﾞﾁｬ…ｷｰｰ







開いた。


おかしい、優芽はたしかに馬鹿だけど←


戸締りくらい、ちゃんとする子だ。




『優芽〜？入るからね〜？』




部屋に入り、夢を探していると、


優芽はベッドの上で寝ていた。




なんだ、寝てただけか…





でも、様子が変をだった。


苦しそうに息をして、汗をかいて、顔色が悪い。




ほぼ確定したようなものだけど、額に手を当ててみる。






ﾋﾟﾄｯ






熱い。熱だ。



朝は何ともなかったから、昼ぐらいの時からだろうか…





まふまふにはLI○Eで伝えて、


私は優芽の部屋に泊まることにした。




やっぱ優芽を一人にできないからね。





その後はまふまふからめちゃくちゃLI○Eが来た。


すごく心配していたようだ。




あ、そらるにも報告しましたよ。






ﾋﾟﾛﾝｯ




あ、ほら。帰ってきた。



そらる優芽にお大事にって伝えとって。あ、あと。明日、1人で大丈夫?




.








.


あ、ヤバイ

メイク１８→←メイク１６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す