トリップしてもコンビニ店員してる【呪術廻戦】【 HQ 】 (ページ6)

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#5.初恋の人ページ6

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あの身長高い黒髪つんつん頭……黒尾鉄朗だ…。
私の(二次元)初恋の人…。

追いつかない頭の情報処理と興奮で目の前がぐるぐる回る。

｢おねーサン、見ない顔ですね。｣
『んぇ！？アッ！今日からなんです、よろしくお願いします。』
｢今日からなのか、俺らよく来るから覚えててネ。｣
｢クロ、店員さんナンパしないで。｣
『あはは……』

気づいたら目の前に居ておにぎりとジュースを持ってきていて、まさか話しかけられるとは思っていなかった。待って、私、初恋の人と、推しと会話してる。
そしてケンメァが居る……尊いどうしよう美形……。
生ボイス無理耳が死ぬ！！

今すぐ口を覆いたかったのを我慢し、真顔で袋に入れていく。

｢ありがとう、またよろしく。｣
『っ、はい……』

おっとまて、私らしくないぞ。
なんて考えながら全員の会計を済ませた。
興奮が止まらないどうしよう。
ちょうど店長が表に顔を出した。

｢川谷さーん、今日はもう上がって大丈夫だよ、ありがとうね！｣
『わかりました、ありがとうございます。』

お疲れ様でした、と挨拶をして裏で着替えを済ませて店を出る。タバコでも吸ってから帰ろうかな。

｢あ！さっきの！仕事終わりですか～？お疲れ様ー！｣
｢ですつけろ！敬語使え！｣
｢すいませんね…｣
『あっ、どうも…いや、大丈夫ですよ。』

音駒のマッマとパッパとライオンの生絡みが見れてるやばい、私死ぬんか？？いや死んでんのか？？

固まっているとタバコを持った手に視線を感じてハッとする。

｢おねーサンって年上だったの？？タバコ吸うんだ｣
『一応…。(まだ1歳足りてないけども)』

ピンチ！ニコチン摂取は推しに見られたくない。