トリップしてもコンビニ店員してる【呪術廻戦】【 HQ 】 (ページ24)

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#23.タイミング悪いページ24

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｢A、起きて～、アラーム鳴ったよ。｣
『ん～…ねむぃ……。』

アラームが鳴ったのは気づかなかったが、五条さんが起こしてくれた。
ゆっくりと体を起こして、ぼうっとしながらもバイトへ行く準備へする。

『よし、鍵持った、財布持った、携帯持った。よし。五条さん、出ますよ。』
｢持ち物少な。｣
『余計なものいらないんで。』

2人で玄関を出て扉を閉めて鍵をかける。
そのまま歩いてコンビニまでゆったりと歩く。

一緒に歩くなら、目隠しは流石に隣を歩く私が恥ずかしくて嫌なのでやめて欲しいとお願いしたところ、サングラスをかけているのだが、こうしてみるとちょっとガラが悪い。

｢なーにー？そんなに僕のこと見つめても何も出てこないよ～？｣
『特に何も求めてないんで大丈夫ですよ。』
｢辛辣～！！｣
『私は優しいですよー。』

｢どこがー！｣なんて騒ぐ五条さんを無視して早歩きで進む。五条さんは足長いから歩くのが早く、すぐ追いつかれる。悔しい。いつの間にか競歩みたいになってる。
何気楽しんでる五条さんは私の方に腕を回して｢二人三脚～！｣とか楽しんでやがる。大変歩きにくい。

｢あれ、Aさん？こんにちはー！！｣
｢あ！本当だ！！Aさんだ！！！…あれ？｣
｢彼氏さんですか？｣

『アッ…コンニチハ…お疲れ様…ﾃﾞｽ……』

声が聞こえ、名前を呼ばれたと思えば、そこには夜久くん、リエーフくん、黒尾くんのロードワーク中らしき3人に出会してしまった。

待っっって。
推しに勘違いされてないか？？？？？
というか会うタイミング悪すぎないか！！！！