聖杯戦争、開幕 6 ページ7
「マーリン、いやここではキャスターだな。何故君はこうしてレディもいるのにこの様な行いができるんだ」
「あはは、ごめんごめん。ほら、僕って人を弄るのが好きじゃない」
「こ、こいつやっぱり殺すか…」
「マスター、気持ちは痛いほど分かるさ。でも耐えな」
立香が令呪を構えたところを、ドレイクが静止する。その静止で我に返り、立香は手を戻す。確かに、こんな事で令呪を1画無駄にするのは勿体なさすぎることだ
「…とりあえず、みんなこうやってこっちで会えてよかったよ。大事はない?」
「問題ないわ。私の神格も衰えてないみたいだし、こいつも絶好調だしね」
「う、うん…それで、ダ・ヴィンチちゃんとの通信はどう?」
「心配しないで。私も下着を漁っていただけじゃないんだ、ちゃんとカルデアと回線を繋げられる様に設置もしたんだから」
自慢気にマーリンが設置した機器を見せる。すると通信が繋がり、ダ・ヴィンチの映像が流された
『お、ようやく繋がったね』
『なに!?繋がったのか!?』
『仔ジカ!!見てる!?』
『どけ!俺が先だ!!』
『あーもう君たち邪魔!!話は後でにしてくれたまえ!』
回線先は連れて来なかったサーヴァントたちが立香の顔を覗きに必死に画面に食らいつく
その姿に、思わずふふ、と笑みが漏れる
その全てを退き、ダ・ヴィンチは画面の前に立った
『無事そちらについたようで私たちも安心したよ』
「本当に。付いたら家にいるんだよ。びっくりしたじゃん」
『驚かせようと思って』
「こんなサプライズいらない」
ダ・ヴィンチが正直でいいねえ、と笑う。本当に笑い事ではないのだけれど
「それで本題だけれども、何かそっちで変化とかない?」
『安心したまえ。サーヴァントはヘラクレスを除いて全員無事さ。寧ろ変化があるのはそっちだと思うのだけれど』
「?まだ着いたばっかりでよく分からないんだけれど…」
『テレビを付けてみてくれ。私も一応確認してみたい』
「わかった」
言われた通りに、部屋のテレビを付け、ニュースの画面にしてみる
そして、ニュースのテロップには「速報、東京都○○市で20代女性殺害」と出ていた
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幻想彼岸桜 - 初めまして!凄くおもしろいです!カルデアから連れてってるメンバーがもう、最高すぎて、ほんと、好きです←更新とても楽しみにしています!頑張ってください!!あと、文才分けてください← (2018年5月2日 2時) (レス) id: c7d5f2986a (このIDを非表示/違反報告)
かかお(プロフ) - Kagariさん» 私の好きな鯖を選んでいたので完全にこれ読む人偏るのでは!?と思ってたので安心しました!! 私もプーサーもマーリンもドゥも大好きでドゥに限ってはLv100にするくらいです笑 そう言っていただけて大変嬉しく思います!アサシンくんとってもかっこかわいいので是非! (2018年4月4日 14時) (レス) id: 5132762bda (このIDを非表示/違反報告)
Kagari(プロフ) - 俺得メンバーありがとうございます!!プーサーとマーリン、エルキドゥ大好きなのでとても嬉しいです。お話もとても面白いし、ウチのカルデアにアサシンの縁はまだ無いのですが、このお話を読んで早くお迎えしたくなりました。次の更新が楽しみです。長文失礼しました。 (2018年4月4日 11時) (レス) id: 770035d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かかお | 作成日時:2018年3月29日 3時