お暇さえも貰えない 6 ページ21
「アサシンどうだい！？これとかよく似合ってるだろう！」
「あ〜…姉さん、似合わなくはないんだが、それあんま女子が着るにはちとどうかと思うんだが…」
アサシン＿＿燕青とライダー＿＿フランシス・ドレイクは、渋谷の駅を歩いて少し離れたところの小さな出店にある服屋にいた
ドレイクは出店にあった「大航海」と筆で力強く書かれたTシャツを燕青に見せた。燕青は苦い顔をしていた
「よく似合ってると思ったんだけどねえ…」
「姉さんはもう少し女らしい服着たらどうだい？」
「例えば？」
「って言われてもなぁ……」
燕青はだぼついたパーカーを手にすると、自分にかざしてみせた
そしてニヤリと笑い、そのパーカーをレジに出した
「姉さん、もういいかい？」
「ん〜、やっぱ買う！」
ドレイクは先程の「大航海」と書かれたTシャツを手に、レジへと走った
燕青は頬を引き攣らせ「正気かよ……」と呟いた
.
＊
「いや、いいモノを買った！！」
「……俺は姉さんのセンスを疑うぜ……」
「なんだい、かっこいいじゃないか」
「……そうだな……」
もはや突っ込むまい、と燕青はため息をつき、頭をかいた、とき
「…………ねぇアサシン」
「……ああ」
異変に、気づいた
いくら少し離れた場所とはいえ渋谷だ。活気のある場所のはずなのに、声が聞こえない
周りに人気もいない
「……人払いの、結界」
「その通り」
たん、たん、と歩く音。2人は構え、音のする方を睨む
ドレイクは服に忍ばせた銃に手をかけ、アサシンは深く構えた
「待ってほしい。私は君たちに敵対心はないんだ。だから警戒を解いてくれないか」
「そう言われても、ここまで立派な結界を張られたら警戒はするさ。敵対心がないなら、顔出しな」
「…………わかった。そうしたら、武装を解いてほしい」
たん、たん、と歩く音が響く。影が現れ、フードを深くかぶった、170程の男性が現れた
「＿＿はじめまして」
青年はフードを取ると、優しく笑ってみせた
「僕はセイバーのマスター、
.
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幻想彼岸桜 - 初めまして！凄くおもしろいです！カルデアから連れてってるメンバーがもう、最高すぎて、ほんと、好きです←更新とても楽しみにしています！頑張ってください！！あと、文才分けてください← (2018年5月2日 2時) (
レス) id: c7d5f2986a (このIDを非表示/違反報告)
かかお(プロフ) - Kagariさん» 私の好きな鯖を選んでいたので完全にこれ読む人偏るのでは！？と思ってたので安心しました！！ 私もプーサーもマーリンもドゥも大好きでドゥに限ってはLv100にするくらいです笑 そう言っていただけて大変嬉しく思います！アサシンくんとってもかっこかわいいので是非！ (2018年4月4日 14時) (レス) id: 5132762bda (このIDを非表示/違反報告)
Kagari(プロフ) - 俺得メンバーありがとうございます！！プーサーとマーリン、エルキドゥ大好きなのでとても嬉しいです。お話もとても面白いし、ウチのカルデアにアサシンの縁はまだ無いのですが、このお話を読んで早くお迎えしたくなりました。次の更新が楽しみです。長文失礼しました。 (2018年4月4日 11時) (レス) id: 770035d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かかお | 作成日時：2018年3月29日 3時
