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MK side
《マークくん、このあと一緒に飲みに行かない？》
MK「あー…すみません、先約があるので失礼します。」
仕事を8時までに終えて、営業部から一番乗りで退勤した。もう既に営業部にまで俺がA先輩のことを好きだという噂が流れているらしい。
…ちなみにうちの会社は社内恋愛禁止。でも皆社長には言ってないみたいだ。
コンコン
MK「…A先輩、いらっしゃいますか？」
ドアを開けると、経理部全員の目がこちらに向く。A先輩の横の先輩、眼圧が凄くて少し怖いんだよな、、
『今そっち行くね、』
「だから今日あんなに仕事急いでやってたんだ、笑」
『…』
隣の先輩の言葉が図星だったのか、口をむっと結び顔を真っ赤にしながら歩いてくるA先輩。
…それはA先輩も、ご飯楽しみにしてたってことでいいの？
「否定しないってことは…そういうことじゃんね！！はははっ！」
《先輩声でかいっす》《折角いいとこなんですから黙っててください》
「え、ごめん。」
A先輩の横の先輩が全員から攻められているところを横目で見ながら、A先輩が小走りでやってきた。
『マークくん、ありがとね。ここまで来てくれて。』
MK「いえいえ、僕がA先輩を迎えに行きたかったので大丈夫です。』
「早く行ってこい、ここには俺含め非リアばっかりだからな…」
慌てて周りを見ると、軽蔑の目で僕らのことを見ていたので「失礼します」と声をかけ会社を出た。
・
MK「すみません、バーとかがよかったですかね…」
『いや全然いいよ、！居酒屋の方が気軽に入れるから。』
A先輩と居酒屋の個室に入ってビールで乾杯。本当はバーが良かったんだけど昨日のことがあったから気まずつくて誘えなかった。
ほんと情けない。
MK「そういえば、来月社員旅行ですね。」
『そうだった…』
毎年一月に開催される社員旅行。スキーが一番のメイン行事。今年の初めにあった社員旅行は億劫で仕方なかったけど、来年は…先輩がいるから楽しそう。
MK「先輩、嫌なんですか？社員旅行。」
『あんまり好きではないかな、笑 友達居ないから話す人もいなくて。毎年苦痛なんだよね…』
MK「じゃあ僕と回りませんか？」
ゴホッゴホッ
『え！？』
MK「…え？」
・
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
