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Your side
外から声をしたので、マークくんがドアを開けると顔が強いお三方。
見惚れると同時に頭に浮かぶ " 場違い " の文字。
給湯室周辺には誰も居ないから良かったけど、これが経理部だったら…考えるだけで悪寒がする。
MK「行きましょう。」
そう言って、私の手を取るマークくん。
後ろから見たマークくんがやけに男の子っぽく見えて胸が高鳴ったことには、どうか気づかないで欲しい。
・
MK「…さっきはヒョンたちがうるさかったですよね、すみません。」
『いやいや…全然大丈夫だよ。』
長い廊下に二人の声がぼわんと響いている。
MK「もしよかったら…今日、夜ご飯一緒に食べませんか？」
こんなことにもいちいち胸が鳴るのは何故だろうか。昨日ほぼ初対面でバーに行って、キス…までしたのに、夜ご飯でドキドキするって変なのかな。
『…うん、行こっか。早めに仕事終わらせるね。』
ただ年を重ねただけで、恋愛は初心者に等しいから何をどうすればいいのかがよく分からない。
MK「僕が経理部に迎えに行きます、8時とかどうですか？」
『迎えに来てもらうのは悪いから…下のロビーで待ち合わせはどうかな？』
MK「…A先輩、遠慮しなくていいです。」
マークくんは私の両手を握った。
MK「僕が迎えに行きたくて、言ったんです。少しでも早くA先輩に会いたくて。」
ほんの少し顔を赤らめているマークくんを見て、こちらまで恥ずかしくなってしまう。やっと顔の赤らみが引いたのに…
『…ありがとう、じゃあ8時に待ってるね。』
・
『…戻りました〜、』
「うおっ！帰ってきた…何話してきたんだ？」
《やっぱ付き合い始めた？》《でもあのマークだろ？》
お昼休憩が終わり経理部に戻ると先輩の声で、再び私に向く視線。
男性社員が言った言葉が刺さって離れない。マークくんがあれだけ気持ちを伝えてくれたけどやっぱり気になる。
…私はマークくんを信じずに、他の人の言うことを信じるの？
"少しでも早くA先輩に会いたくて。"
この歳からなに恋愛のんびりやってんだって感じだけど、私はマークくんの言葉を信じるって決めた。
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
