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Your side
マークくんが放ったその一言で、私の胸が騒ぎ出したのがわかった。
恥ずかしそうにしてるマークくんを見て、"かわいい"にプラスして"愛おしい"と感じてるのはおかしなこと？これは
"好き"とイコールなの？
人生の中で1人だけ付き合ったことがあるけど同い年の男の子だったから、この感情はただの年下に対する感情なのか…考えたら考えた分だけ思考が滞る。
MK「一緒にリフト乗りませんか…？」
恋愛経験のない私でもわかる、話を変えたくてリフトの話したんだろうという予測。
マークくん、かわいいな…
これが私の本音か、かわいいんだ。かわいいって思ってるんだ、マークくんのこと。
『うん、乗ろっか。』
・
『マークくんに声かけようと思ったんだけど周りにいっぱい人がいたから、』
MK「僕もすみませんでした、すぐ先輩のとこに行けばよかったんですけど」
リフトにマークくんと2人で乗ってから軽く反省会みたいなことになっている気が…輝かしい白の光とは似つかわしくない私たちの光景。
しかしさっきから…
『ちょっと高いね、ははっ』
MK「もしかして先輩、高いとこ苦手ですか…？」
『…』
図星である。
小さい頃から高いところが苦手で、家族で遊園地に行っても乗り物にはほとんど乗らなかった。
MK「高いとこ無理なんですね…」
『…うん、小さい頃から苦手で』
マークくんは少々考える素振りを見せた後「じゃあ、」と言い、私に手を差し出してきた。
『…ん？』
MK「手、繋いでたら怖くないかもしれないです、」
ふとマークくんの顔を見るとさっきリフトに誘ってくれた時とは大違いで、優しく暖かく微笑んでいた。急に、"男の子"から大人な余裕ある"男性"になってる…男の子って私が思ってる以上にわからない
なかなかマークくんの手を取れずあわあわしていると、ははっと笑ってそっと私の手に重ねてきた。
なんか、慣れてない…？
私の恋愛経験が少ないからそう感じるのかな。マークくん経験豊富そうだもんなぁ…
MK「先輩、ドキドキしてますか…？」
わざと色っぽくそう言ってくるマークくんに、ただ頷くことしかできない。
MK「僕もです」
うん、もうダメです。マークくんがハイスペすぎる…
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
