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Your side
《あっ…お、おはようございます。》
全然流れでいけてない、てか真面目に考えて流れでいけるわけないよね。
そーっと席に着くと、隣の先輩が椅子をこっちに移動してきた。
「…昨日、あの後どうだったんだよ！？」
『先輩、声大きいかもしれない…です。』
先輩の声で部署全員が一斉に作業を中断して、私の方に体を向ける。
『本当に何もなかったです、本当に！』
先輩に負けないよう限界まで大きい声を出したにも関わらず、部署内からは続々と野次が飛ぶ。
《嘘つくなよ〜》《あれで何もないわけないんだって》
…キスだけしたけど、それは言えない。断固として言えない、というか言わない。
「…本当に何もなかったんですね、先輩。」
《え、なんか声低くない？大丈夫？風邪？》
後輩がいつもより声が低いことに気づき、一瞬にして移動した男性衆。
…救われた、、これ以上追求されてたらやばかった。
・
『ふぅ…終わった、、』
午前業務が終わってお昼休憩に行こうとしたところ、急に隣の先輩が大声を出した。
「あぁ！！！イマークが来た！！」
『…え？』
ぎぎぃ…とロボットの効果音がつく程ぎこちなく振り向くとそこには間違いなく、昨晩キスをしたお相手マークくんがいた。
《まじで来たじゃん…》《マークくん今日もかっこよ》
…これはどうすればいいのかな。元気にやっほー！とかいうテンションでいくべき？それとも普通にいくべき？
テンションのことを考えていると、気づいたらマークくんが目の前に来ていた。
MK「…A先輩、少しお話できますか？」
『…うん。』
黒よりの紺色スーツに暗色の青のネクタイ。
いつもマークくんが着ているスーツ。…やっぱりかっこいいし、思わず見惚れてしまうほどだ。
野次を飛ばしている社員を背に、マークくんと給湯室に向かった。
・
MK「…改めて言わせてください。」
「A先輩のことが、好きです。でも、今すぐに付き合って欲しいとは言いません。先輩が好きになってくれるまで待ちます。」
…ハイスペ男子の告白は、糖分過多すぎて苦しい。
・
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
