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MK side
MK「A先輩、どこにいるかわかる？ずっと探してんだけど見当たんなくて…」
HC「チョンジェヒョンとどっか行ってたよ」
MK「…え？」
HC「行動に移すのが遅い！早く行って！」
ドンヒョクにぐいぐいと背中を押され、その勢いで急いで走る。自分から一緒に社員旅行行きませんか？なんて誘っておいて置いてけぼりにするのは馬鹿だよな…
人が多いエリアを探すもA先輩らしき人はこれっぽっちも見つからない。
YT「おぉ！マクヤ！Aちゃんさっき向こう行ってたよ」
"チョンジェヒョンと一緒に"
MK「…」
YT「あわあわしてないでとりあえず行ってこい！」
背中を押されるの今日だけで2回目だな…ほんとになんで俺はこんなに馬鹿なんだろう。ユタヒョンが指差した方角に向かって一目散に走る。
なにか2人の間で起こってないだろうか、その嫌な予感はすぐに的中することになる。
MK「…は、チョンジェヒョンなにしてんだ？」
A先輩を後ろからハグしてうなじ辺りに顔をうずめている。…先輩の彼氏でもなんでもないけど流石にこれは許せない。耐えられるほど余裕ある男じゃない。
MK「A先輩、なにしてるんですか？」
声をかけると先輩はそっと顔を上げてほっとしたような表情を見せた。そう、自惚れてなければ、ほっとした表情。
JH「あー…ほんとタイミング悪いね、イ・マーク」
チョンジェヒョンはA先輩を離す気がなさそうだったから俺が半ば強引に先輩を立ち上がらせた。そのまま腕を引っ張った時チョンジェヒョンがちらっと一瞬目の端に映った。
怒ってはいなかった、ただ寂しげな表情を浮かべていた。
・
先輩に問い詰めると言いづらそうに、先ほどまでのことを話した。…つまり告白されたと、チョンジェヒョン要注意人物だ。
さっきから感じてるこのモヤモヤした感じはなんだろう。
いや、本当はこの感情の名前をちゃんと知っている。ただ認めたくなくて知らないふりをしただけ。
嫉妬だ。
こういうことは素直に白状したほうがいいんだろうけど、付き合ってもないのにこんなこと言うのってどうなの？
でもここで言わなかったらいつ言うんだよ。
MK「正直若干、ちょっと…妬いたかもしれません。」
・
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
