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Your side
『着いた…』
「社畜から解放されるぜ！」
今年の社員旅行のは例年同様、スキー場での2泊3日。あんまり知り合いがいないから毎年参加するの憂鬱だったけど今年はマークくんがいるから、少し楽しみ。
…だったのだが、
JH「イ・マークの周りえぐいっすよ」
『これはちょっと無理かも…』
急いで着替えてスキー場にいるマークくんのもとに行ったけど、既に女性社員達が周りを取り囲んでいてどうすることもできない。「マークくん」と私が出せる最大限大きい声で呼んで大きく手を振っても…
『全然気づかない…』
JH「好きな子から呼ばれたら普通気づくもんじゃないですか？」
ぐっ、刺さる…刺さるよ、ジェヒョンくん。でも気づかないものは仕方がない、また後で呼びに行こう…
JH「じゃあA先輩、俺と一緒にスキーしません？」
『いやいや…さっきジェヒョンくん探してる女の子いたし、その子達と滑りなよ、』
JH「先輩と滑る方が楽しいんで。」
『ジェヒョンくん、期待してるなら本当にごめん。私全然滑れないんだ…』
JH「それでもいいです、ほら早く行きましょ」
ジェヒョンくんの口車に見事乗せられ、多少強引に腕を引っ張られるとマークくんが段々と遠くなる。マークくんと話したい気持ちが90%を占めていたけど、楽しそうに笑うジェヒョンくんを見てたら残りの10%の"社員旅行を楽しむ気持ち"が湧き出てきた。
・
JH「先輩、ここまでおいで」
『無理だよ…ていうか、なんでそんなに上手いの？』
JH「俺は運動全般得意なんですー」
自慢してくるジェヒョンくんに若干の苛立ちを感じたが無視して、私も滑ってみようと思い両手に持ったポールをぎゅっと握りしめ、スキーを動かす。
…しかし、
『うわっ』
JH「…あぶね、大丈夫？」
こけてしまった拍子に銀縁の眼鏡が取れて何も見えないけど、私が尻もちをつかないようにジェヒョンくんが下にいてくれてると思う。これはまずい、誰かに見られたら職場での居場所はいよいよなくなってしまう…！
『ごめん、眼鏡は…？』
JH「…このまま俺が眼鏡渡したら、先輩離れるでしょ？」
ジェヒョンくんの行動に疑問を抱いたのと同時に、もっとわからなくなることを言うジェヒョンくん
JH「もうちょっとだけ、このままでいさせて」
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
