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MK side
YT「なあ、聞いた？今年の社員旅行、部署別移動なしなんだって。よかったなー」
MK「…それ本当ですか？」
年末のA先輩との余韻が微かに残った年始、ユタヒョンから社員旅行の詳細を聞いた。
YT「うん、本当。Aちゃんと一緒に行けるねぇ…」
MK「まあ、部署別移動がなくてもA先輩と行動するつもりでしたけど…」
YT「きゃぁ、マークったら大胆なんだからー」
MK「…どこがですか、」
去年までは部署が違う人とはコソコソ行動しないといけなかったから、今年からは堂々とできるのでありがたい。
でも、一つ問題が。
MK「A先輩が俺と行動してくれるかが…」
A先輩がちょっとずつ俺に近づいてきているのはわかる。ただ、一緒に社員旅行過ごしてくれるかはわからない…もしかしたら違う人と行動するかもしれないし。
YT「経理部、あの超絶モテる男ジェヒョンがいるじゃん。だから早めに誘っといたほうがいいと思うけどね…」
そう、俺が一番危惧してるのは ジェヒョン先輩。
理由は特にないけど、仮にA先輩のこと好きになっちゃったらどうしよう…
いいや、でも絶対にA先輩は渡さない。
YT「…お前なんか怒ってる？顔すごいよー」
・
MK「A先輩！」
『マークくん、？あけましておめでとう。」
MK「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします…」
午後八時、仕事が終わった社員がぞろぞろと帰っている中、俺はA先輩を待っていた…
その理由は、
YT「社員旅行、Aちゃん誘いなよ。もしかしたらAちゃん違う人と約束しちゃうかもよ？」
A先輩と社員旅行…過ごしたくて、誘うためである。
『…誰か待ってるの？』
MK「あー…えっと、その…A先輩を待ってて、」
『わ、私？』
戸惑っている先輩を見て、かわいいと思わず頬が緩みそうになったが本題はそれじゃない。
言え、今しかない。
MK「その…社員旅行、一緒に過ごしませんか？」
若干声が震えてしまった、緊張して手汗やばいんだけど。
ゆっくりと先輩の顔色を伺うと、
『…一緒にいいの？私と一緒に行ってもつまんないと思うよ。』
MK「A先輩がいいんです、先輩と一緒にいれるならどこに居ても楽しいです。」
先輩は、ぎこちなく微笑んだ。
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
