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Your side
『おはようございます』
実家に帰って無事に年を越えまして、ゴロゴロしていたらいつの間にか仕事が始まった。
「Aちゃん、おはよ。ところでさ、聞いた？」
『先輩おはようございます。…何をですか？』
横の先輩が後ろから一枚の紙を私の目の前に持ってきて、ニヤニヤしている。
「じゃん！社員旅行の詳細！！」
『あ、しゃ、社員旅行…ですね。』
「今年も例年通りスキーなんだけど…ここを見よ！」
ドヤ顔で紙のある部分を指差す先輩。先輩の目線を辿るとそこには、
『部署別移動なし…』
「そうなんだよ！今年は部署別で移動しなくていいんだよ！俺らは自由だ！はははっ」
《先輩うるさいです、仕事してください。》
「あ、ごめん。」
部署別移動なし…てことは、マークくんと行動できるってこと？でも、マークくんは別の子と行動するかもしれないし…ぐるぐると思考回路が、、
「先輩は誰と回るんですかぁ〜？」
今日も元気にミニスカを履いている後輩は、またもやわざと聞いてくる。
『まだ決まってないかな…はは、』
この後輩は必ず毎回私の痛いところを突いてくる。年末の飲み会だってそうだ。"年齢"という一番悩んでいることを全員の前で晒す羽目になった…
でもしょうがない、この子は若い。若さっていう最強のカードがある。
「えぇ〜じゃあ私は…マークくんと回ろうかなー」
『え！？……あ、ごめんなさい。』
やってしまったぁぁぁ…これじゃまるで私もマークくんと回りたいみたいじゃないか。ダメだぞ、立場をわきまえろ！
後輩がすれ違う時、私にだけ聞こえるようにこう言った。
"マークくん貰っちゃいますよ"
ぐさっ…刺さるよ、心が痛い。
素直になれない意気地なしって自分が一番わかってるよ。でもどうしても私のステータスが邪魔をして素直になれない。
？「A先輩、俺と回りません？」
軽く心の中で反省会を執り行っていると後ろから声が聞こえた。
『…ジェヒョンくん、それはダメじゃない？いや、ダメだよダメ。』
JH「先輩そう言っていつも断るじゃないですか。断り文句、毎回使って上手く逃げて。」
『うぅ…刺さるからもうこれ以上はやめてくれ、、』
ジェヒョンくんはネクタイを片手で整えて、私に一歩、二歩と近づいた。
JH「俺諦めませんから」
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
