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Your side
MK「だって、長い間好きな人と年末年始休業一日目から一緒に居れるとか夢じゃないですか…」
マークくんは、こういうストレートなことをさらっと言ってのける。…なんて危険なんだ。
『…そ、そうなんだ。』
素っ気ない返事しかできない私は、意気地なし。
MK「…先輩は？」
『へ？』
MK「先輩は俺と過ごして、楽しかった…ですか？」
うん、やっぱりマークくんはずるい。返ってくる言葉を知っておきながらこんな意地悪な質問するとか。
でも、ここで自分の気持ちに嘘ついてどうするんだ。
『…迷惑かけちゃったけど、楽しかったよ、』
MK「先輩がそう言ってくれて、嬉しいです。」
マークくんの耳が少しだけ赤くなっているのを見て、マークくんでも恥ずかしくなることってあるんだな…としみじみ。
アイスティーの氷がコロンと音を立てた。
・
わざわざ私の家まで送ってくれたマークくん。…迷惑かけてばっかだな。
『本当に、ありがとうございました。』
MK「いえいえ、俺がしたくてしたので。」
一日お世話になったマークくんの家。申し訳なかったな…でもほんの少し、少しだけ近づけた気がして嬉しかったかも。
…それって迷惑かけた身が言える言葉じゃないよね、、何言ってんだか。
MK「…先輩、今年は少しだけでしたがお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。」
『こちらこそ、！今年はありがとう、来年もよろしくね。』
マンションのエントランスのドアを開ける前、もう一度振り向いた。
私に甘い表情をしたマークくんが、手を振っている。
なんだか不意に恥ずかしくなって、小さく手を振った後急いでエレベーターに飛び乗った。
ガチャ
家に帰ってからの、一言目。
『あれは甘すぎるよ、』
・
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風ちゃん(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» すったもんだある予定です、笑 ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (2月17日 7時) (
レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 絶対に幸せになってほしい反面…すったもんだも少し期待…楽しみに読ませていただきます⭐︎ (2月16日 21時) (レス) id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - 玄兎さん» このマークさんがタイプだなんて…嬉しいお言葉ありがとうございます。ぜひ更新をお待ち頂けると幸いです。 (1月12日 7時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 正直若干本当にこの作品のマークがタイプです。更新楽しみにしてます♡ (1月11日 23時) (レス) @page3 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2024年1月9日 22時
