涙の恋 (ページ2)

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1話ページ2

貴方side

ピピピピピピピピ

静かな朝に鳴り響く目覚まし時計

ゆっくり目を開けると明るい光が差し込んでくる

制服を着て､二人分の朝ごはんを作る

作り終えたら丁度いいタイミングでお兄が2階から降りてきた

降りてきたらいつも通り後ろから抱きついてくる

涼太｢ｷﾞｭｯA～おはよう♪｣

貴方｢お兄､おはよう♪離れてよ～暑苦しい笑｣

涼太｢え～､しょうがないな～…｣

お兄と楽しく朝ごはんを食べ､準備をしながらある人を待つ

貴方｢もうそろそろ来るかな…??｣

そんな独り言を呟くと

ピーンポーンと､チャイムが鳴った

来た‼と思い鞄を持って玄関にお兄と行く

??｢おはよう!!A､おはようございます!!片寄先輩｣

貴方｢おはよう!!裕太くん♪｣

涼太｢おはよう､裕太くん!!今日も俺の可愛い可愛い､妹をよろしくね♪手出したら許さないよ｣

そう､彼というのは中務裕太くん

裕太くんは私の彼氏

裕太｢はい､任せてください!!ほな行こか～｣

貴方｢うん!!お兄ちゃん､行ってきま～す♪｣

涼太｢うん!!行ってらっしゃい｣

お兄が見えなくなったところで､ほいっ!!と言って差し出される手

お兄の前で手なんか繋いだら､裕太くんが締められる…笑

その手を握って歩き出す

学校につくまで色々な話をするのが日常

学校につくと､私の親友の楓が飛びついてきた

楓｢ｷﾞｭｯA～!!おはよう♪今日も可愛いいね!!｣

貴方｢楓おはよう♪楓に言われなくないわ笑
てか､苦しい…離して笑｣

裕太｢おい!!何してんねん!!!!俺のAを離せや!!苦しがってるやろ!!!!｣

楓｢は～??裕太のAじゃないでしょ!!
私のAだよ!!!!てか､手繋ぐな｣

裕太｢俺が彼氏なんや!!手ぐらい繋ぐわ｣

楓｢本当に裕太ムカつく!!!!Aなんで裕太と付き合っちゃったの!?｣

貴方｢あはは苦笑｣

こうやって何故か私を巡って裕太と楓はいつも朝喧嘩をする←Aが好きだから!!(裕､楓)

喧嘩してるけど何だかんだこの2人で仲いいんだよね～ ←よくない!!!!(裕､楓)

すると､後ろの校門の当たりから女子の､キャーーーという､黄色い悲鳴が聞こえてくる

楓｢これは､来たな…あの人が…笑｣

裕太｢あぁ～､来たんか…最悪やわ…｣

??｢おっ!!A～おはよう♥｣

次回､あの人とは誰でしょう??