～陽のあたるリビングで２～ (ページ32)

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★８０★ ページ32

智「うどんできたよ～」

翔「潤ちゃんもともくんも、こっちで座ろう」

テーブルの上には、ふたつのうどんが置かれている。

翔「手を拭いてから食べてね」

潤・とも
「やって～、できない」

二人揃って、ウルウルお目目で見てくる。

潤ちゃんを智くんがともくんをま～くんが担当。

自分で食べる気はなくて、二人とも食べさせてもらっている。

とも
「もう、ごちそさま・・・」二口ほど食べただけで言い出した。

雅「うどんはごちそうさまね、これ食べてみる？」

ラップに包まれた本当に小さなおにぎり。

とも
「・・・うん」

雅「シャケか昆布かふりかけ、どれにしようか」

とも
「シャケがいい」

「潤ちゃんのおにぎりは？おにぎりいるぅー」って
潤ちゃんが騒ぎだした。

智「ほら、ちゃんとあるよ」

潤「ともと同じのがいい・・・ある？」

智「あるよ(笑)シャケ」

潤「ありがと」

とも
「シャケ終わった」

雅「すごいねぇ～どうする？もう一個？」

とも
「うん、ふりかけ、半分にして」

雅「はい、半分ね」

ともくんの目の前で、半分にして渡してくれた。

とも
「終わったよ」

雅「あと一口だけ、おうどん食べてごちそうさましよう」と
うまく進めてくれてごちそうさました。

潤ちゃんは、「まだ、食べる、やっぱりごちそうさまする」と
グズグスしながらごちそうさました。

和くんは、胃ろうからご飯にした。

3人を寝かせて、今、大流行のアニメをつけるともう、必死で
見ている。