～陽のあたるリビングで２～ (ページ21)

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準備あるだろうから、「こちらはいつでもいいので、いいタイミングで
来てくださいね。
お急ぎのところ申し訳ないですけど、一度クリニックで診察させてくださいね」とお願いした。

ご両親は、「準備ができて家を出る時にクリニックへ連絡させていただきます」言われた。

智くんとま～くんにも、予定を伝えて改めてお願いした。

二人は、「了解、こっちはいつでも」言ってくれた。

１時間ほどして、お父さんから「今から、自宅を出ます。
ともには、『おばあちゃんが調子悪いから、潤くんのお家で
待っていてね。お泊まりかもしれない』と説明しました。
ちょっと、グズグズしていますけど、一応『ばあば、
いたいいたいだから、待っている』って」

クリニックへご両親とともくんが到着。

患者さんが途切れた時で、タイミングよく診察できた。

「なんでぇ～潤くんのお家じゃない(泣)」ってクレームが来たけど、
「これが終わったら、潤くんのお家ね」ってなだめて終了。

俺もいるし、なんとかお留守番できそうな感じ。

潤くんのお家へ移動して、荷物を預かる。

母「すみません、急なことで足りないものがたくさんあると思います。
冷えピタも残り少なくて、主人にコンビニをのぞいてもらっても、
売り切れで。
本当に、赤ちゃんになるので、大変だと・・・申し訳ありません。
調子悪いと本当に食べなくて、『あれもいや、これもいや』で。
ジュースもこれしか、飲まなくて。お薬なんて飲めるかどうか・・・。
あと、枕とともの大切なお友達のぬいぐるみです。これがないと寝られなくて。
もし、お買い物に行かれるなら、ジュースと欲しがるもの買い足してやっていただけますか？お手間ですけど。
体調悪い時は、夫婦でいつも以上に甘やかして、欲しがるものを買うので
結局、買っても食べないことも多々あって。
お恥ずかしいですけど、本当に偏食の少食で。
着替えとかタオルは、こちらに入れてあります。
体調悪いと、この食器でしか食べなくて。

これ、調子が悪い時に私がメモ書きしているノートなんですけど、
何かの参考になればと思って。昨日、お世話になった後の熱とかも
記入してあります。
人様にお見せできるものではないですけど、まとめる時間もなくて」
と、ご両親の心配は尽きない。