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母に二人ともお風呂に入ってきなさいって言われて、入った。
お風呂からあがって、ご飯を仕切り直し。冷やしうどんがテーブルの上に置いてある。
母
「冷たいおうどん。潤ちゃん好きだと思うなあ〜」
潤
「いなないの〜」
母
「いらない？でも、翔ちゃんと一緒よ。翔ちゃんおいしいって」
同じものを食べている事を確認すると、大きな目をうるうるさせながら口に入れた。
潤
「おいち・・・」
父
「よかったなあ〜おりこうさんだもんなあ」
今夜のメインは、鶏の唐揚げ。
母
「お肉はいらない？」
フォークに唐揚げを刺してもらった。
ほんの少しだけかじった。
潤
「おいちいねぇ」
「よかったねぇ〜食べ始めると進むんだよね」
母
「翔ちゃんも疲れる日もご機嫌が悪い日もあるでしょ。リハビリ、がんばったから」
「あれでがんばったってなる？大泣きしてジュース飲んで、ちょっとおもちゃで遊んだだけじゃない？」
父
「ママから聞いたけど、十分だと思うよ。先生とやりとりできたんだから。そんなすぐには慣れないし、平気だったのに嫌になること
もあるよ」
母
「そう、そう。翔ちゃんの幼稚園の時に比べたら(笑)夏休みを挟んで半年くらい朝のバイバイの時に泣くんだもん」
父
「泣くなんてかわいいものじゃなかったよなあ(笑)先生も『しばらくすると平気なんですけど』って笑ってたよな」
母
「ご近所さんも『翔ちゃん、毎朝、大変ねぇ』って、苦笑いよ」
「もう、俺のことはいいんだって」
潤
「しょおちゃ、えんえん？」
母
「そうそう、えんえんね」
とんでもない方向に話が進むから、話題を切り替えた。
そこそこ、食べられてごちそうさま。
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2023年9月4日 5時
