ようこそ、おうちへ (ページ14)

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ママside

無事に診察してもらって、おうちへ帰る途中で寝てしまった。

ぐっすり眠って起きそうにない。

このまま、朝まで起きないかもって思ったけど目を覚ました。

目が覚めたら、おうちにいてすっかり夜になっているから混乱している。

潤
「おーち？ママ？パパ？ふぇ」

「おうちよ、おめめ覚めたね」

パパに抱っこしてもらったり、お茶を飲んだり、テレビを見たりしてみたけど、落ち着かない。

パパ
「ちょっとお外へ出ようか？おんぶしよう」

パパの提案でお外へ出てみたけど、「おばけくる」ってめそめそ。

「おばけこないよ」

近くのコンビニへ行って、お菓子を買った。

おうちへ帰ってくると、玄関で翔ちゃんと一緒になった。

翔
「どうしたの？いいのもってるね？」

「病院の帰りに寝ちゃって、少し前に目が覚めたんだけど落ち着かなくて、お散歩してきたのよ」

潤
「パパおんぶ、ママおかち」

翔
「よかったね〜」

「潤ちゃん、お風呂入ろう」

潤
「ううん〜しょおちゃ、抱っこお〜」

お風呂は好きだけど、シャンプーが苦手。

翔
「待ってるから行っておいで、バンザイして」

潤
「あたま、ごちごち・・・」

パパ
「今日はちゃぽんってしておいで、すぐお迎えに行くから」

しぶしぶだけど、お風呂に入った。

約束どおり、軽く洗って上がる。

「潤ちゃん、上がりま〜す」

潤
「あがりま〜ちゅ」

ドアを少し開けて声をかけて、パパにお迎えに来てもらった。

翔side

お風呂から上がってきた。

パジャマを着ようって言うけど、いや。

バスタオルで包んだまま抱っこしていると離れない。

母が上がってきて「あら、かっこいいパジャマにしてあるよ、着てみてほしいな〜」って言う。

母に言われると、素直にパジャマを着た。最近好きなキャラクターがついている。

「かっこいいな〜」

ママ
「パパも翔ちゃんもおつまみがいいわよね？潤ちゃんはご飯食べるかな？」

パパと俺のおつまみを見て、「じゅんちゃんも〜」って。

串刺しの焼き鳥、お刺身、チーズとか。