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翔「あんなにドキドキする出張は初めてだよ、
念のために、耳鼻科だけお願いしてる。
みんな、寂しい病だって言うけど・・・」
潤「さとくん、牛乳飲もうか？」
翔「時間大丈夫なの？」
潤「大丈夫、一人キャンセルになったから」
智「にゅうにゅう、やあ、お耳、こわ〜」
翔「牛乳で〜す、潤ちゃんいるのにいいのかな？
お耳もいつもの先生だからね、大丈夫」
智「むぅ〜」
潤「まだ、しんどいからだっこのままでいいよ、
冷たくて美味しいよ、ストロー、パクってしよう」
ストローをくわえて少しずつ飲み始めた。
翔「潤ちゃんだと飲むよね〜俺だとジュース出すから
かな」
潤「それもあるけど、一回はパクってしようって
約束しているからかな。調子悪い時以外はね。
初めはなかなか約束守れなかったけど、
最近はきっちり守ってくれる。
一回食べると、案外大丈夫なのよ。さとくん。
食わず嫌い的な感じかな。
筋金入りの少食だけどね。
この前、本当にブロックに囲まれて、食べたよ、
どうしても嫌な日だったみたいでさ。
ご両親、寛大だから「写真撮っとこう」って
笑ってくれたけどね。
それも、ヨーグルト少しとパン少しだよ」
翔「その写真見せてもらったわ、ご両親、笑ってた。
『本当に囲まれて食べるのはさとくんぐらいよね』って」
潤「確かにね、たとえでは使うけど本当にやるって
ほとんどないよ」
智「じゅんちゃ・・・いらない」
潤「うん、ちゃんと飲めたね、
一回、休憩ね、
さとくん、翔ちゃん帰ってきてくれてよかったね」
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年2月23日 21時
