★８１★ ページ31
「もう少ししたら寄らせてもらいます」っと返信した。
翔side
「おじゃましま〜す、ただいま」
母「ごめんね、しょうちゃ、しょうちゃって」
父「明日の朝ねって言い聞かせたんだけど、『ちがう』って」
「ただいま、おうちはどうですか？」
智「えへへ、しょうちゃ」
「元気そうですね、よかった」
母「はい、お昼寝して、久しぶりにおもちゃで遊んで
いつもの感じです。でも、鼻水だけは多めかな。
点鼻薬、翔ちゃんにしてもらうってまだ」
「じゃあ、お鼻のお薬しようね」
智「・・・や〜」
「すぐだよ、いつも上手じゃん、
が・ま・ん」
おとなしくやらせてくれた。
父「パパとママがやってあげようって言ったら
すごい騒いだんだよ(苦笑)」
「入院中も話したんですけど、スイッチがわからない
ですよね？」
母「点滴を抜いてもらうだけで、看護師さん総出だったのよ。
さすがに申し訳なかったわ」
「がんばってくれるんですけどね、たまにがんこちゃんで」
智「らめ〜」
母「なによ、ホントのことじゃない」
話している間も、鼻水が多め。
「アレルギー検査の結果を聞きに行って相談してみます。
受診は、様子を見てからしましょうか。
入院があって、病院・・・嫌がるだろうし」
父「ありがとう、こまめに鼻水、とるよ」
「お願いします」
こっそり、鼻水吸引器のことを話した。
パパとママは、『私たちだとやらせてくれない
気がする』って苦笑いしていた。
しばらく、一緒に遊んで『しょうちゃ、バイバイ』って
言われて、帰った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年2月23日 21時
