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母「いただきます」
智「むぅ〜ジュース」
母「ちゃんと、ジュース置いてあるよ、
先にカレー食べよう」
やっと、食べ始めてくれた。
黙って見守ってくれる潤ちゃん。
少しペースが上がってきたところで、潤ちゃんが動いた。
潤「上手に食べられるね、トマトが着地します」
スプーンにトマトを乗せた。
母「トマト、食べるよね〜、あ〜ん」
智「トマト・・・」
小さな一口だけどトマト完食。
潤「次ねぇ〜これに挑戦、レタスとねハム」
フォークにさしてある。
智「・・・じゅんちゃ・・・」
母「そうね、潤先生が挑戦してみようって」
口を開けたさとくん。
潤「すごいね〜、お利口さん」
母「はい、どうぞ」
ちゃんと食べられた。
あとはデザートについていたフルーツヨーグルトを完食して
ごちそうさま。
潤「カレーすきだよね、よかったね、
また、おうちでね、バイバイ」
智「じゅんちゃ、バイバイ」
母「ありがとうございました、また、お願いします」
しばらく休憩してから、点鼻薬をすることにした。
「お鼻のお薬するよ、すぐだからね」
智「ママ〜ママ〜」
母「いるよ、大丈夫」
軽く頭を固定して点鼻した。
「おしまいで〜す」
母「嫌なのはわかるけど、翔くんじゃないときも
もう少しがんばってくれるといいんだけどね、
朝なんて、大暴れしたでしょ」
「ホント、どこにスイッチがあるんでしょうね。
耳鼻科も歯医者もがんばれるのに、点滴の針を抜くのに
大暴れってね」
母「歯みがきして寝ようか？翔ちゃんにありがとうって。
また、明日来てねって。
翔くん、毎日ありがとう。あとは、私がやるわ」
「さとくん、おやすみ、また、明日ね」
智「ふぇ〜ん、しょうちゃ、らめ」
「どうした？ダメ？」
智「抱っこ〜抱っこよ」
「抱っこで寝る？ねんねするまでいたらいい？」
智「いい」
母「いてもらうの？ありがとうしなさいよ」
智「しょうちゃ、えへへ」
母「ホント、翔くんには上手に甘えるんだから」
抱っこして眠りについた。
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作者名：ばるこひめ | 作成日時：2021年2月23日 21時
