あまあま？ちょっぴりきびしい？ (ページ3)

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★２★ ページ3

智「オイラの彼女・・・翔ちゃんの患者さん？」

翔「ええ～そっそうなの」

智「うん、そうみたい、こんなことすごい偶然だね～
　なんで、電話するの？」

翔「今日の予約、来院されませんでした」

智「そうなんだ」

翔「智くん、知ってる？喘息のこととか？」

智「いや、怪しい咳しているから『大丈夫？
　病院行ってる？』とは声かけたんだけど、
　タイミングを逃して、医者って言えてなくて
　会社員ってことになってるんだよ」

翔「なるほど、それがね、すごい病院苦手みたいでさ、
　俺も半年くらい前に先輩から引き継いだんだけどね。
　インフルエンザの予防接種とかね。
　かわいそうだけど、お家へ電話すると諦めて
　診察に来てくれるらしくて、それでね」

智「少しだけ待ってもらっていい？お家への電話。
　検査とか予防接種とか大変な感じ？」

翔「うん、看護師さんによると大泣きらしい、毎回。
　いつも聴診だけでも、ウルウルしているよ」

智「これからの食事にみゆちゃん、誘ってもいいかな？
　翔ちゃんを友達として紹介して、説得してみるよ。
　俺、嫌われると思うけど、多分、調子良くないと思うんだよね」

翔「もちろん、いいよ～」