疲れてるのにまた厄介事で疲れた。 (ページ7)

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疲れが七つページ7

始業式が終わり、それぞれ帰ることになった。

帰っても特にする事が無いので水族館館に行ってみた。

『わっ、、』

大きな水槽に魚が沢山。美しい、綺麗。集団で泳ぐ魚もいれば、一匹狼のような魚もいる。

魚になりたいと思ったけど、食べられるのは、ちょっと…

「いま１人？」

ﾋﾞｸｯ

男の人が居た…。

恐る恐る自分のことを指差しする。
「そうそう！君だよ。」

『とっ友達を待ってて、』

友達、そんなの居ない。けど嘘をついた。こんな経験初めてだから。

「へー、いつ来るの？」

『えっと３時ぐらいには…』

「なら、まだ２分くらいあるしさー、ちょっとあそこのカフェでも行かない？」

首を何回も横に振った。

「そんなかたぐるしいこと言わないでさー？」

ガッと手首を掴まれた。痛い。引っ張らないでください…。

ｸﾞｲｯと重心が後ろになったと思えば、黒い物に包まれる。
　
？「此奴は俺の連れだ。用がねぇならさっさと消えろ。」

「そっ、そうだったんですね、、じゃ、、」

上を見ると、銀色の髪に黒い帽子。
『ありがとう。』

「ちょっと付き合え。」

『？』

と、言っても私は黒い人の腕の中にすっぽり収まったまま。