私の友達はヒロイン気質である。 (ページ7)

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『店員さん、何してるの？』

「んー、花だよ。」

『花？』

店員さんの目線の先を見ると、そこには芽が出ていた。おそらく、ガーベラの花。

『咲きますように。』

「んふふふ。期待大だね。」

店員さんの笑顔が好き。いや、みんなの笑顔が好き。笑顔を見ると嬉しくなる。

転生(?)してから何気ない日々を過ごしているけど、私は、幸せに、笑顔が見れればそれでいい。

『はいっ！』

「さて、Aちゃんも可愛いし、開店しようか。」

『なんですかそれ。』

なんて、会話をして２人で笑いあった。

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ｶﾗﾝｶﾗﾝ

「『いらっしゃいませー。』」

ガラの悪そうな集団。こういう人達の対応は、初めてであった。

『ご注文は？』

男「酒。」

『えっと…どのくらい必要でしょうか。』

男「人数分。それくらい理解しろよ。ガキが。」

ガキだと思うんなら優しくしろ。と、思いながらも調合に向かい、店員さんに伝える。

『店員さん、お酒が11。』

「はーい。ごめんね、。ガラの悪い集団任せちゃって。」

『大丈夫です。これも良い社会経験ですよ。』

　ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!

『なっ何…？』

「発泡…？」

私と店員さんはすぐに音のした表に出た。

『何事ですかっ、！』

男「テメェ！あの、宝は俺がもらうつったろ！？」

男「俺等で山分けする予定だったんだよ！？」

仲間割れしているようだ。でも、

『喧嘩をするなら外でしてください！他のお客様の迷惑になります！！！』

男「ガキは黙ってろ！」

ﾊﾞﾝｯ

自分のところに撃たれるっ

『止まれっ、！！、』

と有りもしないような事を口にした。