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今日は3時間目の後、階段でたまたますれ違って大橋先輩に会えた。
昨日の言葉が嘘みたいに、いつもと同じくニコニコしている先輩。
だから私も、先輩の大切にしてる秘密を守りたいから、昨日の言葉は誰にも言わん。
そろそろ帰ろう。
物思いに耽っていると時間を忘れてしまう。
恭平は掃除が終わってすぐに部活に行ってもうたから、ひとりになった。
ひとりになるとまた、考えてしまう。
なんかの曲にこんな歌詞あったな…と自分の席でぼーっとする。
｢あ！Aちゃんや｣
聞きなれない呼ばれ方に驚き顔を向けると、
ドアから美沙希先輩が顔を覗かせていた。
｢美沙希先輩、こんにちは！
体調大丈夫ですか？｣
｢うん！もう元気！ありがとうね｣
先輩も爽やか…爽やか三銃士なんやな。
類は友を呼ぶってほんまなんや。
｢Aちゃん帰らへんの？｣
｢あ…そろそろ帰ります。先輩は？｣
｢私、戸締り確認せなあかんのよ
委員会の当番でね〜｣
そう言って、教室の窓の鍵を確認していく先輩。
｢…丈一郎先輩は、？｣
｢丈？…なんで？｣
｢あ、いえ！いつも一緒におるイメージで…｣
｢…今日は先帰ったで｣
変な間があった。
何かありそうな、でもそれを隠しているような表情。
｢…何かあったんですか？｣
｢…え？…和也なんか言ってた？｣
｢いえ、大橋先輩は何も…｣
｢そっか、いやなんもないで！
変なこと言ってごめんね、｣
先輩は確認を終わらせると、じゃあまたね！と手を振って足早に隣の教室に移動した。
なにか隠してる。
…大橋先輩の名前が出てきたのはなんでやろう。
いつも3人で帰ってるって言ってたのに、2人ともおらんし…。
でも、委員会の当番の日は大橋先輩1人で帰ってたか。
じゃあそれと同じで、今日2人は先に帰った？
いや、でもそれにしては違和感のある反応やった。
これ以上悪い展開じゃないとええな…なんて甘いかな。
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まるこ。(プロフ) - みらいさん» 前作に引き続いて読んでくださってありがとうございます！更新頻度がマチマチで申し訳ないのですが…お言葉を胸に、頑張りますね！ (2022年10月29日 19時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 三度目の正直。で、まるこ。さんの作品を知り、大好きになりました。これからも無理せずに頑張ってください。のんびり応援しています！ (2022年10月28日 12時) (レス) id: 93a62a6d86 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ。(プロフ) - あんずサイダーさん» すみません！ご指摘いただき本当に本当にありがとうございます…修正いたしました！本当に助かりました… (2022年9月30日 20時) (レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
あんずサイダー(プロフ) - いつも楽しくまるこさんの作品を読ませてもらっています。あの、なんか名前がごちゃごちゃになっていませんか？少し気になってしまって…。これからも楽しみにしていますので、頑張ってください！ (2022年9月29日 21時) (レス) id: b2676093e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2022年9月28日 20時
