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3年生は進路のことで夏休み中に何日間か登校日が設けられている。
久しぶりに自分の席からの景色をみたら、なんだか目眩がした。
あの日からAとは話せていない。
下校中みっちーに最近見たという恋愛ドラマの話をされた。
別に誰も聞いてないのに楽しそうに話すから面白くて、曇天だった気持ちが少し晴れた気がする。
｢それでその子は毎日ヒロインに会いに行くねん｣
｢へえ、よう懲りひんな
彼氏いてるんやろ？ヒロイン｣
｢そうやで？でも好きやからな
気持ち伝えるのにダメなことないやん｣
｢…ふーん｣
そういうもんなんかな。
たとえ好きな子を困らせても？
｢僕には分からんわ。そいつの気持ち。｣
｢ええ？俺は真っ直ぐでかっこいいと思うけどな〜｣
真っ直ぐか、確かに、それもそうなんかな。
｢…ていうか、ネタバレやん｣
｢長尾もこの前漫画のネタバレしてきたやん
お返しやで｣
何故かドヤ顔してくるみっちーに
少しのヒントとたくさんの笑顔を貰って、
見えなかった未来が薄らやけど、見えたかも。
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まるこ。(プロフ) - Hano.さん» 閲覧いただきありがとうございます！！感想コメント凄く嬉しいです…… (2022年1月13日 9時) (
レス) id: f520444a12 (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - うわぁぁぁ、、、切ない、、、 (2021年11月20日 22時) (レス) @page13 id: 274f9384a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるこ。 | 作成日時：2021年10月6日 19時
