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∽088∽ おとり ページ9

夢主side

走り、走り続ける。
…だけど、出口はまだみえなくて。

及川「ねぇ、さっきより化け物迫ってきてない!?」

花巻「もちろんさ☆←」
…と言うわけでして…

『Nooooooooo !!!』
…という訳なんですねー。←

福永「…」
"ちょっとよく意味が…"←

…ハッハー☆(笑)←



また、
グラグラッ…と、地震が襲う。

日向「おわっ…!!」

『ちょっ…危ない!』
足元がふらつく。
思うように走れない。
…だけど、
走らないと化け物に確実にやられる…!

日向「ごめんごめん…!!」

国見「気を付けろよー…?」

チリチリッ…
と、少しずつだが
上から砂のようなものが落ちてきている。

ガラララッ…!!
と、何かが落ちる音、崩れる音も聞こえる。

花巻「これ…結構ヤバイかも…」

及川「うん…」

雀田「あああああ…!!」


…てか、ワープ魔法使えばいいのに…←

福永「…」
"今は制限がかかってるんじゃない?
ワープ魔法は楽だけど、
使える回数が限られてるんだ。"

…マジですかー。
…てか、私の心を読まないでー…←

…くそ…使い物にならない!!←





黒尾「…分かった。」

『?何がですか?…はっ。



やっと自分が厨二b( ( 黒尾「違うから!?」…。』
…つまんないのー…←

黒尾「…俺がおとりになる。
…そのすきに逃げろ。」

『え?なにその厨二b((黒尾「うるせぇよ!?」…。』
…つまんな((ry

花巻「…でも。」

黒尾「良いから。

俺はすぐ追い付く。



な、及川?(ニッ」
黒尾さんはいつもより無邪気に笑う。

及川「ふっ…もちろん。

クロチャン。(ニッ」
及川さんも偽りのない笑顔だ。

鈴鹿「あんたたちどうしたの…?
ついに…イカれ…あっ…元からか…←」

及、黒「「酷い!!!」」




及川「まぁ、とにかく。

ここはクロチャンに任せて!
皆、急ぐよ!!
マッキーお願い!!」

花巻「…っ。


ラジャー。」



私達は黒尾さんを置いて、走り出した。



黒尾「さぁ。化け物。受けてみろよ。」

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作品ジャンル:ファンタジー
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作成日時:2017年2月20日 18時

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