∽107∽ 一輪の花 ページ30
国見side
(清水チーム)
一番最後に出発し、
一番右の道を突き進む俺達。
そこには、宝の山が。
だが、それは罠だった。
罠に引っ掛かったアホな先輩に
襲い掛かる化け物←
これは、絶体絶命…！？
と思いきや、
何とアホな先輩と魔法で何とか回避する←
端でﾎﾞｰｯとするアホな先輩を目に←
この先何が待ち受けているのか…
俺達の運命とはいk( ( 二口「なげぇよ！？←」
国見「…さーせん。←」
二口「てか、アホアホ言いg( ( 清水「うるさい←」…ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀぁぁぁ←」
鎌先「ありがとなー、山本ー。」
山本「いえいえ、とんでもないっすよ！！」
笹谷「でも、すげー宝だよなー…」
二口「触ったらさっきの化け物が
また蘇ったりして…？(ﾆﾔｧ」
金田一「え、嫌だぁぁ！←」
国見「いや…金田一、それはないから←」
清水「？」
鎌先「どうした？」
清水「いや…何かあそこ…光ってる…」
あの宝がたくさんある場所に、
一つだけ青白い光が見えた。
近づいてみると
笹谷「…花？」
花のような、
宝石のように青く輝いた花が、
一輪咲いていた。
二口「宝石みたいだな…」
山本「でも、何でこんなところに…？」
金田一「あっ！
これって…任務で言ってた…」
国見「…あー。
宝石じゃなくて、宝石みたいな奴ってことか…？」
清水「…」
金田一「綺麗だなー！」
金田一がその花に触れた。
すると、
その花は、ﾊﾟｧｧｯ…、と先程より
青さが増して、輝いた。
金田一「綺麗…」
山本「うおおお！！
潔子さんのように美しいぜ！」
清水「…」
笹谷「？どうした、清水？」
清水「…いや、
…別に。」
鎌先「？」
清水さんが頭にはてなマークを浮かべていた。
何かあったのだろうか。
…そう思ったとき。
「おーい、皆ー☆」
聞き慣れた耳をつんざくような
うざい声が聞こえてきた←
二口「げっ…及川さ…」
及川「げっ…て！」
国見「？
任務は？」
及川「俺達のチームは終了ー！」
赤葦「ちなみに…俺達のチームも。」
俺達が先ほど来た道に
立っていたのは、及川さんチームの人たちと、
赤葦さんチームの人達だった。
澤村さんたちのチームも終わったのだろうか、
そんなことを思っていると、
及川「！？
皆、後ろ！！」
及川さんは、驚いたような顔をして、
俺達がいる後ろ側を指した。
うるさいな…←
と思いつつも後ろを振りかえると…
「ｸﾞｫｫｫｫｫｫ…！」
氷で覆われた大きな化け物が、
俺達の後ろに立っていた。
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作成日時：2017年2月20日 18時
