∽169∽ 不自由な体 ページ9
夢主side
『んー…？』
ここは…
どこ…？
ぼやける視界と共に目を覚ます。
白いフードの人達…
と、
日向達…？
皆、助けに来てくれたの？
…あれ？
体が上手く動かない。
声が出せない。
あれ？
なぜ、
飛雄や尾長、作並は尻餅をついているの？
なぜ、
山口と芝山は血を流しているの？
何があったの？
…誰か教えて＿＿＿＿＿＿＿。
ジョン「いい加減、諦めたらーー？
"
ﾊﾟｷｷｯ…
氷が地面を這う。
『…(あれ…？あれは国見の…)』
犬岡「ｯ!?」
金田一「うわっ…！！」
月島「！」
五色「くそっ…」
犬岡、金田一、月島、五色の四人が
捕まった。
…中でも風属性の五色は
とてもキツそうな顔をしている。
五色「ｳﾞｩ…」
ジョン「あっはぁ！無様！！」
日向「こんなの…俺が溶かしてやる！！！」
翔陽が魔法を唱えようとした瞬間、
及川「日向、危ない！！」
ﾊﾟｧﾝｯ！
銃声がなった。
『…ｯ!!』
及川さんが日向を庇い、
白いフードの奴が持っていた銃で
撃たれてしまった。
日向「及川さん！？
(俺が気を緩めた隙に、銃で…！)」
『…！！
(くそっ…なんでこんな時に動けないんだっ！！)』
ジェフリー「…
後ろについている鎖は
魔法を奪う鎖だからだよ。」
『！？』
私に近づいてそう言う。
私の手は確かに鎖で繋がれていて、
力がでない。
…これで、動けないのか…
…何でっ…！！
日向「及川さn( ( ﾊﾟｧﾝｯ！
ひっ…！」
日向は銃弾をすれすれの所で避ける。
…何それ、地味に凄い。
武田「…ｯ!!許しませんよ！
光属性魔法"
ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ…
光の鞭が白いフードの集団へ。
ジョン「…ｯ!!」
一旦は効いたものの…
ジョン「"
"
またもや、"コピー"されてしまった。
武田「…ｯ!!(とても厄介な魔法だっ…)」
黄金川「ｲ"ｯ"…！！」
灰羽「う"わ"っ"…」
それが、黄金川と灰羽に直撃する。
ﾄﾞｻｯ…
『ｰｰｰｰｰｯｯ！！！』
二人ともっ！！！！
…誰か、助けて…！！！
けど、
その声は誰にも届かずに消えていった。
ーーーーーーーーーーーーー
皆さんはお気づきだろうか…
作者は
牛島の存在をすっかり忘れていたことを…
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作成日時：2017年5月2日 20時
