∽171∽ 真っ白な世界 ページ11
夢主side
『んー…』
私はゆっくりと目を開けた。
そこは辺り一面白い世界。
ムムム…
ここは見たことがあるぞ←
「お、お久しぶりー!」
『出たァァァァァ…』
目の前にもう一人の自分が。
「皆、倒されちゃったねー。」
『!
そ、どうすれば…!
皆、倒れて…!』
「貴方がやればいいんじゃない?」
『…はぁ?
出来るわけないだろ!!!』
「はぁ!?
じゃあ、何で私も呼んだ!?」
『いや、呼んでないし!!』
「いや、呼んだし!
力が欲しいから呼んだんだし!」
『いや、知るかそんなのー!!!!←』
「ええええええええ…←」
「とにかく、今貴方がどうにかしなきゃだめなんだよ!」
『どうにかって…どうやって?』
「…それは簡単!
私の力を使え!」
『…は?』
「前みたいに使えばいいのさ!」
『…』
「…けどね、
今回のはあの白いフードの
集団を倒さなきゃいけないから…
そうとう強い魔力を使わなきゃいけないんだ。」
『…つまり?』
「この魔法を使ったら、
Aの命はどうなるか分からない。」
『…』
「…それでも仲間を助けたいと言うのならば、
使えばいい。」
『…自分の命か、仲間か…』
「…どうする?」
『そんなの…
仲間の命に決まってるじゃん。』
「どうなるか…知らないよ?
…死ぬかもよ?」
『あー!!
もう、いいの!!
皆を救えるんだったら!
…力を下さい!』
「フッ…分かったよ。」
"さぁ、叫べ。"
"力の名を。"
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作成日時:2017年5月2日 20時