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第16話 ページ18

「沖田さんが甘えるなんて珍しいですね」

「沖田君は姉ちゃんも亡くなったし、愛情を注いでくれる家族がもういない。だからAの膝枕が心地良く感じるんだろ」

「うん、わかる。でもなんで私なの? お母さんっぽい女の子なら私じゃなくても他にいるでしょ」

「だから、Aが好きだからってことネ!」

「ええ!?」


まさか総悟が私を好きだなんて、そんなことあるわけないし。だって沖神という(非公式)王道カップリングがあるんだよ? くっつくとしたら神楽ちゃんじゃん、多分。私を好きになるなんて、天変地異でも起きないとあり得ないよ。


「ま、これからの進展、楽しみにしてるぜ」


銀さんがにやにやしながら言う。


「うーん……」


結局、その夜はその事で頭がいっぱいだった。







数日後。いつものように屯所に来て総悟と竹刀を交える。


「やぁッ!」

「はぁッ!」


総悟の力強い一太刀を受けて後ろに下がる。


「くっ、やっぱり強いな、総悟は」

「どうした、お前の力はそんなもんかィ」

「まだまだこんなもんじゃないよ!」


気を取り直してまた斬りかかろうとした時。


「きゃっ!」


なにも無いところでつまずく。ダサっ。
しかし目の前には総悟がいる。私は踏みとどまれずに倒れ込んだ。


「いっつう……ん? え、うわっ!」


目を開けると、総悟の上に私が覆い被さっている状態。ようするに押し倒してしまったというわけだ。


「わわわ、ごめん!」

「ヘェ、お前ずいぶん積極的じゃねェか」

「ち、違うし!」

「だが……そこは俺の場所でィ」


総悟は不敵にニヤリと笑い、そのまま私はぐっと押し返されて、形勢逆転。

……えっ?

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設定タグ:銀魂 , トリップ , 沖田総悟   
作品ジャンル:アニメ
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yunami☆彡(プロフ) - 美穂さん» ご覧頂きありがとうございます!楽しんで頂けてとても嬉しいです♪今年受験生になるので更新の頻度が落ちるかもしれませんが、今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2019年2月2日 16時) (レス) id: dcfedc9460 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんにちは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2019年2月1日 12時) (レス) id: 8db3d29e8e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yunami☆彡 | 作成日時:2018年8月21日 8時

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