検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:20,757 hit

″漆″__ ページ21

七日目 は冨岡

冨岡の屋敷にきたAだったが

無表情で殆ど喋らない冨岡に緊張し

体がカチンコチンに固まっていた

冨岡「…鮭大根、食べるか?」

突然の問いに一瞬キョトンとしたAだったが直ぐに答える

『鮭大根ってなぁに?』

冨岡「鮭大根を知らないのか?」

『うん、食べた事ない』

冨岡「……世界で一番美味い食べ物だ」

『世界で一番、美味しい…!ホント!?』

冨岡「あぁ、本当だ。食べるか?」

『食べる!』

この後、Aは一日中鮭大根を食べた





そして最後の八日目

不死川の番

冨岡が不死川の屋敷に連れてきた

迄は良かった

しかし冨岡がいなくなった瞬間

Aは不安になった

何せ不死川が怖い

不死川「おい、泣咲ィ」

『…………うぅ』

不死川「(う、うぅ…?まさか…)」

そのまさかだった

『う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!』

またまた大号泣

不死川「お、おい、泣き止めよォ…」

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!食べられる〜!食べられちゃう〜!小芭内!小芭内〜!わぁぁぁぁぁあん!!』

不死川「食わねェよ!誰がてめェなんか食うか!食うならこれでも食え!」

そう言い不死川はAの前にある物を出した

『……おはぎ』

不死川「嫌いなら、無理に食えとは言わねェ…」

『おはぎ、好きぃ!ありがとう!』

不死川からおはぎを受け取ると

ちいさな手で握りながらもぐもぐと食べ始めた

不死川「…うめェか?」

『うん!ありがとう!えっと……』

不死川「不死川実弥だ」

『さねみ?…さねみ好きぃ!』

不死川「グハッ!」

ハートをいとも簡単に射抜かれたのは不死川しか知らなかった

″捌″__→←″陸″__



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mayumi(プロフ) - ルサールカさん» これは・・・本誌の通りに夢主ちゃんと小芭内と蜜璃・・・●んじゃったんですか!? (2020年4月24日 19時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
愛莉 - コメント失礼します^o^凄く面白いです!応援しています!更新頑張って下さい! (2020年4月17日 19時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)
ルサールカ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます!頑張って小芭内と幸せにします! (2020年4月8日 1時) (レス) id: 84986b9460 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 本誌の方ですが・・・ネタバレになりますが、この夢小説ではどうか夢主ちゃんと小芭内幸せになってほしい(T_T) (2020年4月7日 23時) (レス) id: cebdef8e2f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの - コメント失礼します^o^凄く面白いですか!更新頑張って下さい!応援しています! (2020年4月4日 18時) (レス) id: a922e9fda4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルサールカ | 作成日時:2020年1月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。