検索窓
今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:63,772 hit

弐__ ページ35

五年前

柱合会議の際、お館様からおっかなびっくりの報告が上げられた

お館様「小芭内とAが結婚する事になった、皆、祝ってあげてね」

柱「………………」

柱一同は暫く黙っていたが、事の内容を理解すると一斉に騒ぎ出した

煉獄「よもや!よもや!めでたい事だ!」

宇髄「結婚か!めでたい事なんだ、ド派手に式を挙げろ!」

甘露寺「とうとう結婚なのね!白無垢を着たAちゃんきっと素敵だわぁ!キュンキュンしちゃう!」

時透「子供と遊んであげたい……」

悲鳴嶼「結婚、愛の結ばれるめでたき事…南無三」

冨岡「……(やっとか、見ていてまだかと焦っていた)」

胡蝶「出産の際は任せて下さいね」

不死川「お前達が結婚とはなァ」

多少公開処刑ではあったが、皆が祝ってくれた事にAは素直に嬉しかった

式の時は大変だった

最初こそ普通に行えたが、宴が始まると男共に手が付けられなくなったのだ

不死川が冨岡や宇髄に悪絡みをし、胡蝶と悲鳴嶼に連れ出されていた

弱いのなら飲むな、と伊黒は半ギレ状態だったが

賑やかな宴にAは満足だった

一年後には新しい命が芽吹き、幸せに包まれた

伊黒「よく、頑張ってくれた…」

『泣いてるのか、小芭内。皆に見せたかったなぁ?』

伊黒「黙れ、これは汗だ」

『目から汗は出ないぞ……胡蝶、助かった。ありがとう』

胡蝶「いえ、私は友人としてできる事をしたまでです。ところで、名前はなんと言うのですか?」

『″咲夜″…桜の咲いた夜に生まれたから』

胡蝶「いい名前ですね」

『お館様にも報告しなければだな』

お館様に報告すると、是非会いたいと言われ

咲夜を連れていくと、お館様は喜ばれた

お館様「とても愛らしい子だね、元気に育ってくれるといいね」

煉獄「うむ!お館様の言う通りだ」

宇髄「ド派手に似てるなぁ。目元はAだが、目の色は伊黒だな」

甘露寺「二人にそっくりな子、素敵!キュンキュンしちゃうわ!」

時透「ほっぺた柔らかそう…」

悲鳴嶼「無事に生まれて何よりだ…南無阿弥陀仏」

冨岡「そっくりだな…」

胡蝶「出産の時の伊黒さん凄かったんですよ。泣きながらAの手を握って、感動しました」

不死川「目の色まんま伊黒じゃねェか」

「余計な事を言うな胡蝶、そもそも何故おまえ達がいる。呼んだ憶えはないぞ。何処から聞きつけたのんだ」

不死川「子供にネチネチが移らねェといいなァ」

『はははっ!』

幸せだった…

参__→←番外編 共に___



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 3.2/10 (161 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

華夜(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて、毎日更新楽しみに待ってます!頑張ってください!応援しています! (2019年11月29日 6時) (レス) id: 2f0d099fed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。