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其ノ弐 ページ23

しかし二人は全く話を聞かない

不死川「阿呆はお前だろうがァ、萩の一個ぐらいに必死になりやがってェ」

『必死なのはお前もだろう、不死川はそんなにお萩が好きだったか?前に聞いた時は否定していのになぁ?あれば私の聞き間違いか?』

不死川「今日が食べたい気分なだけだァ」

『言い訳だな、本当はお萩大好きだろう。炭治郎が言ってたんだよ。お前の屋敷からもち米と餡子のいい匂いがしてたってな』

不死川「アァ?そんなの気の所為に決まってんだろォ」

『鼻のきく炭治郎が間違える訳無いだろう。認めないというなら、このお萩は私が貰う』

不死川「てめェ…ぶっ殺してやる!」

不死川は帯刀していた刀を抜き掛けた

『隊士同士の殺し合いは御法度だと言うのを忘れたのか?やっぱり阿呆だな、その内鴉や鳩まで阿呆阿呆と鳴くかもな』

不死川「あぁ″!?てめェ殺されてぇのか泣咲!」

『お萩一つで刀を抜くとは、器の小さい男だな』

そう言いAは素早くお萩に手を伸ばした

不死川「てめェ!巫山戯んな!その萩は俺のだ!」

しかし不死川も素早く反応し、Aの両手を抑えた

『………おい、不死川。離せ』

不死川「断る」

『いいから離せ』

不死川「断るって言ってんだろォ」

『っ…指を絡めるな………//////////!』

自分の手元を見た不死川は顔を青くし手を下げた

無意識だったが押さえる為に指を絡めていたのだ

しかし時既に遅し

Aの後ろに座っていた伊黒が禍々しい雰囲気を出しながら鏑丸と共に不死川を睨んでいた

其ノ参→←番外編 おはぎ争奪戦



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華夜(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて、毎日更新楽しみに待ってます!頑張ってください!応援しています! (2019年11月29日 6時) (レス) id: 2f0d099fed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月29日 1時

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