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#57 ページ14

炭治郎side

宇髄さん、甘露寺さん、時透君の柱稽古を突破した俺は次の柱であるAさんの所へ来た

勿論、善逸と伊之助も

来た、までは良かったんだけど…

『あ、ようこそ炭治郎。ここまで来たんだね、早い方だよ。偉いね』

炭治郎「あ、ありがとうございます…それで、これは…?」

俺達の前には蹲り泣いている人

やる気満々の顔をして木刀を構えている人

気絶している人顔を赤くしてクラクラしている人

怒りで目を見開いている人

『まだまだ突破出来ない奴が多くてね、今私の目の前にいるこの3人がおそらく突破する。まぁ見ておけ』

Aさんは三方向から隊士に囲まれ、木刀を構えた

『来い』

隊士1「はい!」

カァン

コォン

カァン

木刀のぶつかり合う音が響く

よく聞いて見ていると、Aさんは隊士達に感情が揺れるであろう言葉を放っていた

『この間厠に間に合わず漏らしたのは気の毒だったなぁ、次からは間に合えばいいな』

隊士1「……」

カァン

『柱になりたいんだったか?この調子だと死ぬ頃になれそうだな』

隊士2「……」

コォン

『臆病なんだったか?鬼殺隊には向いてないんじゃないか?』

隊士3「……」

カァン

炭治郎「(あんな事いわれたら、普通は少しでと動揺がする。それを反応せずにいられるなんて…)」

カランッ

炭治郎「!」

Aさんの木刀が手からはじかれ落ちた

『…よくやった、次の柱へ行け』

隊士「はい!」

隊士が3人去っていくとAさんは俺達の方を向き手招きした

『訓練の説明をする。私の訓練は敵への精神向上と表情抑えだ。悪いが、私の訓練はお前達の癪に障る事を容赦なく言うだろう。だが、我慢しろ。全ては鬼舞辻無惨を倒すためだ』

炭治郎「はい、分かっています。どうかよろしくお願いします 」

善逸「よろしくお願いします〜!」

伊之助「よろしく頼むぜ!」

善逸と伊之助はいつも通り、通常運転だけど、俺にはこの訓練が一番人の意思と心を強くすると、何となくだけど直感した

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華夜(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて、毎日更新楽しみに待ってます!頑張ってください!応援しています! (2019年11月29日 6時) (レス) id: 2f0d099fed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月29日 1時

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