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#44 ページ45

手当を終えたAは湯浴みを済まし、伊黒と床についていた

伊黒「それで、潜入の時は大丈夫だったか?」

『?』

伊黒「男に触られなかったかと聞いているんだ…!」

『早速その話か!』

伊黒「当たり前だ、そもそも今回の任務自体俺は反対だったんだ。お前を何処の馬の骨とも分からない男達のいる場所へ放り込む、挙句には密な接触。斬首に値する」

『小芭内、まさか私の任務中ずっとそれを考えていたのか…?』

伊黒「そうだが?それで、どうなんだ?触られたのか?」

隠した所だったが恐らく隠した方が悲惨な事になるだろうと思い、Aは素直に全て話した

『まぁ、手を握られる、肩を寄せられるはした』

伊黒「……」

『手が柔らかく美しい、天女みたいだとか』

伊黒「……」

『何人かには結婚してくれと言われた』

伊黒「……」

『しっかり断ったから安心しろ、体も重ねてない』

伊黒「……」

『小芭内?』

黙って喋らず聞いている伊黒にAが顔を覗き込もうとすると、腕を引っ張られ、気付くと伊黒の腕の中にいた

勿論この様な事に慣れていないAは恥ずかしさで頭がパンク寸前

『あ、あの、小芭内…どうした?何か気に障る事でも言ったか?この体勢、恥ずかしいんだが…/////』

伊黒「気に障ってはいない、ただ…」

『?』

伊黒「俺ですらまだ手を重ねていないのにと、思っただけだ…」

『それ、嫉妬か?』

伊黒「…悪いか」

悪いか

そう聞かれ、Aは伊黒の腕の中から背中に手を回した

伊黒「A…?」

『手を重ねてしまったけど、こうして抱きしめあえるのは、小芭内だけだよ。私は、小芭内じゃなきゃ嫌なんだ。任務中、小芭内が恋しかった…暫く、このままでいいか?』

伊黒「…あぁ、好きなだけそうしていろ」

その日の夜、Aは伊黒と同じ布団で寝た

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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時

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