#27 ページ28
『泣の呼吸 伍の型━！？』
呼吸を使う寸前
Aは背後から伊黒に止められた
『離せ、小芭内…！』
「落ち着け、お前が動揺してどうする」
『…煉獄の代わりにコイツらが死ねば良かったんだ……！』
･
数日後
満月の輝く夜
Aは伊黒の屋敷にいた
『小芭内、いつまでこうさせる気だ？』
伊黒「お前が正気になる迄だ」
そう言われるAは上半身だけ起こし、布団に入っていた
伊黒「殺気が抑えきれていない。それに加えて、歩行も出来ない奴を外に出す訳はないだろう」
『……歩いてみないと分からないだろう』
伊黒「そう言って勝手に歩いて転倒したのを忘れたのか？」
煉獄の騒動の後
Aはお館様からの命で伊黒の屋敷に居ること、暫くは療養に専念する事を伝えられた
Aはあの後歩行が出来なくなった
胡蝶の話によれば、精神的負担による一時的なものらしいが、その元凶である精神的負担を無くさなければ悪化はせずとも治らないらしい
伊黒の屋敷にいるのは、Aが勝手な行動を取らないため見張り兼、看病
しかし病状は一向に良くならなかった
伊黒「顔色が悪い、寝ろ」
『嫌だ』
伊黒「夜寝る、昼起きる。人間の基本だろう」
『知ったことか…私は今あの隊士と煉獄を殺した上弦の鬼を殺す事しか考えられない。上弦の鬼とあの隊士を殺せたなら死んでも本望だ。それが隊律違反だとしても』
伊黒「上弦の鬼はともかく、隊士への殺意をどうにかしない以上はお前を外には出さない。出させない」
『……小芭内は、怒らないのか？』
伊黒「……」
『煉獄は強いっ！弱くなんかないっ！鬼殺隊の柱になって不安だった私をいつも励ましてくれたのは煉獄だった！妹みたいだって可愛がってくれたっ！千寿郎君は私をお姉ちゃんって呼んでくれたっ！千寿郎君に合わせる顔がないっ！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (
レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。（お節介すみません） (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます！正しくは累ですよ！ (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルサールカ | 作成日時：2019年11月14日 21時
