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数日後
甘味屋にA、伊黒、甘露寺の姿があった
『甘露寺…あの後大変だったんだぞ』
甘露寺「ごめんなさい!ついはしゃいじゃって!」
『まぁいいけど…見れば分かると思うが、この通り小芭内がカンカンに怒ってて』
そう言うAの横にはこれでもかと言わんばかりの殺気を放つ伊黒
伊黒「あの後散々からかわれた挙句、柱全員から文が届いた。あの不死川さえからもだ」
甘露寺「何が書いてあったの!?」
伊黒「宇髄は″嫁とは仲良くしろよ″、時透は″もうしたんですか?″、悲鳴嶼は″哀れな しかし美しい愛″、冨岡は″子供の顔が見たい″、不死川は″早くやれ″、胡蝶は″出産時は任せて下さい″、だ……」
『あれ、煉獄からは来なかったのか?』
甘露寺「あぁ!煉獄さんは今炭治郎君達と任務に行ってるわ!列車に乗った人が消えるんですって。でも日にちも結構経っているし、そろそろ戻ると思うんだけど?」
伊黒「煉獄にしては遅いな」
甘露寺「少し手間取ってるのかしら?でも煉獄さんが鬼に負けるわけないわ!ねぇ、伊黒さん!Aちゃん!」
伊黒「どうだろうな、上弦ならば柱でも話は別だ。鬼殺隊で″帰って来なかった″なんて事は日常茶飯事だろう」
『!』
伊黒の言葉にAは数日前、甘露寺と話した内容を思い出した
″次に必ず会えるとは限らないわ″
″またね、そう言って帰って来なかった部下は何人もいた。私達柱でさえ、いつ死ぬか分からない″
『(煉獄に限って、まさか、な…)』
甘露寺「Aちゃん?」
『あ…何でもない』
少しの間ボーッとしていたAを甘露寺は心配した
伊黒「時透の様にボーッとするとは、珍しいな」
『何か複雑な例え方だな…』
ふと店の壁に掛けてある時計を見ると、針は6時を指していた
甘露寺「やだ!もうこんな時間!早く帰ってお夕飯食べなきゃ!じゃあね!伊黒さん、Aちゃん!今日は付き合ってくれてありがとう!」
甘露寺は代金を払うととてつもない速さで走っていった
伊黒「俺達も帰るか」
『あぁ』
2人も代金を払うと、それぞれ帰路に着いた
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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時