#17 ページ18
『降参するか、不死川?』
不死川「舐めやがってぇ……!」
ガァン!
『(力づくで押し返した…だが速度は落ちている。刀さえ手から離させれば)……っ!?』
再び不死川に向かおうとしたA
しかし動きが封じられていた
後ろから一本の腕がAを捕まえていた
『人の戦いに手を出すなんて、らしくないな…伊黒』
伊黒「今すぐ剣を収めろ」
『収めろと言うなら、まず先に不死川に収めてもらわないとな。斬り殺されたら堪らん』
伊黒「負けだと言え」
『何故だ?そもそも伊黒が私を止める動機はないと思うが』
伊黒「動機などどうでもいい。剣を収めろと言っているんだ」
『………』
Aはゆっくりと振り向くと、自分より頭一個分高い伊黒を見上げた
『……そうか、お前は気付いてないんだな。私にとっては都合がいい』
キンッ
Aそう言うと大人しく剣を収めた
伊黒「なんの事だ?」
伊黒はAから腕を離した
『さぁな、自分で考えろ。それから、不死川、剣を引け。私は引いて収めた。相手なら今度付き合う』
不死川「ふざけんじゃねぇ!」
『五月蝿い、叫ぶな。私はもう眠い、直ぐに寝たいんだ』
そう言い踵を返し帰路についた
後ろで何やら不死川が叫んでいたが、此方に来ないところを見ると冨岡が相手をしてくれているのだろう
Aは歩きながら懐から1つの、透き通った青い石を取り出し、月に翳した
『気付かないのも当たり前、か』
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白葉 - 夢主が冨岡さんのことを呼び捨てにしていることが気になるな… (2021年1月2日 15時) (レス) id: e7b88aaa79 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 冨岡さんや累の字、並びに隠しに"し"と言うか文字がいらないこと。早めに対処することをお勧めします。低評価の原因になると思うので。(お節介すみません) (2019年11月17日 0時) (レス) id: 741c3971d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま - あっ、失礼かもですが、塁の漢字間違ってます!正しくは累ですよ! (2019年11月16日 13時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
シュカ(プロフ) - 細かいかもしれませんが、冨岡さんの冨は富じゃないですよー (2019年11月15日 6時) (レス) id: 179e388f03 (このIDを非表示/違反報告)
忍び - この作品も、前作も、オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年11月14日 21時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルサールカ | 作成日時:2019年11月14日 21時