白い監視官[PSYCHO-PASS] 3

6染 ページ10

PSYCHOハザードを起こした人達を始末した翌日

またもPSYCHOハザードによるエリアストレスが上昇した

その日は2係が行った為、1係は全員で唐之杜のいる分析室に集まりウイルスについてを話した

唐之杜「Aちゃんの言う通り、例のウイルスはPSYCHOハザードと相性がいいみたい。それはもう愛し合うカップル並よ。ウイルスの感染経路は、ウイルスに感染している人から噛みつかれる事。感染者の口内にあるある粘液が体内に入る事で、感染するみたい」

狡噛「本当に映画に出てくる化け物だな」

宜野座「襲う奴には目的があるのか？」

唐之杜「それはまだ分からないけど…」

唐之杜が襲われた感染者のデータを映した時

Aはある事に気付いた

『治療？』

宜野座「なに？」

『志恩、襲われた感染者のデータまだあるよね？』

唐之杜「あるわよ」

唐之杜がキーボードを叩き、襲われた感染者のデータ全てを映した

『やっぱり』

縢「どうしたの？」

『この襲われた感染者達、皆何かしらの医療や介護をしてる』

宜野座「！」

『最初に襲われた男性、職業は医者。2人目、歯科医。3人目、外科医。4人目、内科医。5人目、介護福祉士。6人目、脳外科医。7人目、看護師。8人目、医療専門学校学生。9人目、介護士。10人目、精神科医』

征陸「全員医療や介護関係だなぁ。しかもエリート揃い、キャリアや腕のある奴ばかりを狙っている」

ピロロロロロッ

腕のデバイスが鳴り確認すると、局長からの緊急招集だった

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