3人目の女王の執事[チャールズ･グレイ] (ページ49)

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XLV ページ49

スルッ

『！？……』

モーリスは突然Aの燕尾服のスカートの中に手を入れた

しかしここで過剰に反応しては相手の思うつぼ

モーリス「ねぇ、先生…グレイ伯爵の冷たい反応楽しみですよね？」

普通の女性ならばこの様な時は泣いて喚いたり、やめてと懇願するだろう
しかしAは違った

『(とりあえずこいつ作戦終わったらしばきあげよう…僕を怒らせた事後悔させてやる。それまで我慢)』

何とも物騒な考えである

何が学園一の美少年だ

呆れるほどクズな性格した只のガキじゃないか

モーリス「結構いい体付きしてますね」

『それはどうも、一応鍛えてるからね』

モーリス「…何余裕こいてるの……今俺の方が優位だって分って言ってるわけ！？」

モーリスはさらに手を中に入れる

『っ…………(一応警告しといてやるか…てか気持ち悪っ！)その辺にしといた方がいいよ。痛い目見たくないならね』

モーリス「はぁ？何それ、脅し？俺には全然意味無いよ。いくら女王の執事で強くても先生は所詮女、力じゃ俺に勝てない」

『さぁ？それはどうだろうね？』

モーリス「その余裕っぷり壊してやるよ！」

ガリッ

『いっ!!』

モーリス「俺の跡付けたから」

『(チッ…余計なとこに付けやがって！グレイにまた怒られるじゃん)』

ベロォ

『っ!!!!//////////』

モーリス「先生耳弱いんですね。グレイ伯爵は知ってるんですか？先生の弱いとこ」

Aは思った

もう限界だと

こうゆう時自分の我慢のなさを痛感する