3人目の女王の執事[チャールズ･グレイ] (ページ45)

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XLI ページ45

「先生、あの、相談があるんですけど…」

ある日Aに1人の生徒が相談してきた

『相談？僕でいいなら聞くよ』

「ありがとうございます！実は…」

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･

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『ねぇグレイ。いい事聞いたよ』

グレイ「いい事？」

『うん。あのね、今日生徒に面白い事相談されたんだ』

そう言うAの顔はとても楽しそうだった

内容はこうだった

数週間前
彼は全寮の監督生、通称″P4″の集まりに声をかけられた
時間は午後４時
白鳥宮(スワン･ガゼボ)と言われた
彼は言われた通りに午後４時に白鳥宮に言ったが時間は2時だと言われ追い返された
伝達ミスだと彼は言ったが、伝えたモーリス･コールはしっかり伝えた筈と言い張り、彼は嘘つき呼ばわりされたという
他にも被害を受けた生徒が数名いるらしい

グレイ「確かに面白そうだね」

フィップス「その卑怯な手、断じて許せん」

『でしょでしょ！だからちょっと首突っ込んで見ようと思って今日ファントムハイヴにご挨拶してきたんだ！』

フィップス、グレイ「は/何！？」

『どしたの？』

グレイ「どうしたのじゃないよ！Aあのクソガキの所に1人で行ったわけ！？」

『う、うんまぁ、1人で』

フィップス「反応は」

『驚きすぎて固まってた。まぁ、とりあえず今回は協力して上げるからせいぜい面白い展開にしてねってだけ伝えてきた』

ガシッ

そう話しているAにグレイは必死の形相でAの肩を掴んだ

『な、何グレイ』

グレイ「何もされてないよね……！？」

『はい……？』

グレイ「だ･か･ら！あのクソガキに何もされてないかって聞いてるの！」

『何かって………さ、されてないよ//////////！！』

なんの事か分かったAはあっとゆう間に赤面し全力否定した