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五話 ページ6

中学生は桃城くん以外試合が無いので全員が応援に来た

大石「大丈夫かな桃…」

桃城くんからのサーブ
合宿の時から更に早く重たくなっているようだ

鬼「上げて来いやぁ!」

それでも十字のガットで易々と返される

しかし桃城くんはそれを読んでいたようでネット側に詰めボレーで前に落とす

鬼さんの体制が崩れ浅く返ったボールを右足で踏み切り全身の勢いで打つ

信乃「出ました桃城くんのジャックナイフ…!」

新「流石に十字のガットじゃ勢いに負けて抜けるでしょ」

鬼「そんなちびたナイフで何を斬るつもりだ?!」

的確に真ん中でボールを捉え更にカウンターでジャックナイフを放つ
その威力といったら正しく凶器

打ち返そうとした桃城くんだがラケットが弾かれ地面に落ちる

鬼「お前の両手首は今ので完全にイカれた」

遥「あの十字のガットで…」

龍輝「…すぐ取れるような痛み痺れならいいけどな」

ラケットを握る事も出来なさそうだ

それでも桃城くんはラケットを腕で挟み立ち上がる

桃城「試合はまだ終わっちゃいねぇ」

サーブトスも出来ないほど痺れているのに…

海斗「…無茶だよ桃城くん」

真田「不運だな」

近くにいた立海の3人がこの試合について考察する

柳「ジャックナイフを得意技とする桃城が

パワーもキレも倍以上のジャックナイフの使い手に運悪く当たってしまうとはな」

幸村「…いやそれも計算の内だとしたら」

…成る程中学生選抜を少し黙らせるのがコーチ達の狙いなら成功かもしれない

それでもきっと桃城くんは

新「桃城無茶しすぎでしょ」

_____コーチ達の予想を超えていく

格上の相手と当たったからといって萎縮するタイプじゃないのは中学生全員が分かっていた

「ゲームセットウォンバイ鬼!」

「惨めだな所詮中学生なんてこんなもんだろ」

遥「うわぁ自分が戦ったわけじゃないのに何か言ってるー」

「あ?んだとゴラッ!」

一触即発…その時予想外の方から声が掛かった

鬼「そいつの言う通りだ

戦ってねぇ奴が勝手に決めつけてんじゃねぇ!」

「あ…アニキすいませんっ!」




一方そのコートから近い場所で観戦していた高校生2人

入江「…鬼は中学生の子達を気に入った様だね」

徳川「そうみたいですね」

入江「君はどう思う徳川くん」

徳川「…俺は中学生高校生関係ない。ただ勝つだけです」

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九瑠璃@舞流(プロフ) - ワンにゃんさん» ありがとうございます!ゆっくりかと思いますがこれからも楽しみに待っていただけると嬉しいですヽ(*´∀`)ノ (2020年7月27日 6時) (レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
ワンにゃん - 面白いです!これからも更新楽しみにまってます!頑張ってください! (2020年7月17日 22時) (レス) id: ef2c77108f (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃@舞流(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!返信遅くなりすみません........応援のお言葉嬉しいです(*´ω`*)これからもスローペースかもしれませんが楽しみに待ってていただけると嬉しいです! (2019年10月30日 18時) (レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 久しぶりに新テニの小説見てこれいいなって思って最初から見ました!!続き楽しみにしてます!! (2019年10月18日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
魔神 - 弧月は、天衣無縫の極みを使えますか。 (2019年6月10日 14時) (レス) id: 2a299f73c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:九瑠璃@舞流 | 作成日時:2018年11月28日 23時

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