三十一話 ページ32
湊先輩と一緒に皆のところへ戻ろうとするとまた見覚えのある人物が現れた
楓「海斗久しぶりだな」
海斗「部ちょっ…楓先輩!」
楓「しっかりしろ部長」
そう言ってクスッと笑う
楓「あと……居るんだろA!」
弧月「……はい」
海斗「えっ何で…?」
徳川「そのジャージ…戻って来たか」
黒いジャージを着たAが立っている
弧月「……やっぱり海斗だったのか」
海斗「え何が?」
弧月「……いや…こっちの話だ」
海斗「Aがここに居るってことは遥と信乃も……」
弧月「……あぁ2人は…革命の旗を挙げにいった……っ?!」
いつの間にか湊先輩がAの背中に回りバシッと1回叩く
湊「お前成長しすぎや!」
弧月「…すみま…せん……?」
修二「湊後輩に理不尽言ったらアカンで☆」
高校生は高校生で戯れる中Aは俺の顔をじっと見た
海斗「えっと……何かついてる?」
弧月「……変わったな」
海斗「……そんなに分かる?」
弧月「……何年一緒にいると思ってるんだ……」
海斗「だよね。Aも更に強くなった様に見えるよ」
Aは目を細めて笑った
弧月「……徳川さん」
徳川「ん何だい?」
弧月「……俺と,試合をしてくれませんか?」
楽しみは後にとっておく_____
前にそう言っていた彼__弧月Aくんから試合を挑まれた
徳川「……いいだろう」
湊「Aは強いで徳川」
徳川「あぁ」
最初見た時よりも決意に満ちた目をしている
崖の上の特訓で何かあったんだろう
修二「よっしゃ俺が審判したるわ☆」
弧月「……お願いします…えっと」
修二「種ヶ島修二湊の実の兄や
俺のことは修二でええよ☆」
湊「……なぁ楓彼奴更に雰囲気増しとらん?」
楓「あぁそうだろうな」
湊「また何かあったん?」
楓「……みたいだぞ」
なるほど確かに強い
スピード,パワー,テクニック……どれをとっても中学生にしてはレベルが高い
弧月「……クッ……?!」
徳川「フッ……!」
ただ身体付近のボールの処理があまり得意では無さそうだ
湊「A〜身体付近狙われとるで〜☆」
楓「湊…Aの集中力を切らすんじゃない……」
湊「それくらいじゃ切れんやろなぁ海斗?」
海斗「え?あっはいそうですね」
弧月「雪月花…月の型・極……!」
弧を描いてコートに刺さるボール
そしてその球は跳ねずに地面を転がった
修二「ヒュー♪徳川相手によくやるな☆湊から聞いてた通りやわ☆
徳川も出し惜しみ出来んのと違う?」
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九瑠璃@舞流(プロフ) - ワンにゃんさん» ありがとうございます!ゆっくりかと思いますがこれからも楽しみに待っていただけると嬉しいですヽ(*´∀`)ノ (2020年7月27日 6時) (レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
ワンにゃん - 面白いです!これからも更新楽しみにまってます!頑張ってください! (2020年7月17日 22時) (レス) id: ef2c77108f (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃@舞流(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!返信遅くなりすみません........応援のお言葉嬉しいです(*´ω`*)これからもスローペースかもしれませんが楽しみに待ってていただけると嬉しいです! (2019年10月30日 18時) (レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 久しぶりに新テニの小説見てこれいいなって思って最初から見ました!!続き楽しみにしてます!! (2019年10月18日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
魔神 - 弧月は、天衣無縫の極みを使えますか。 (2019年6月10日 14時) (レス) id: 2a299f73c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九瑠璃@舞流 | 作成日時:2018年11月28日 23時