二十四話 ページ25
3番コートと5番コートの総入れ替え戦の日の朝
海斗は1人黙々と合宿所を走っていた
(鬼｢…正直に言う。俺はお前の実力が分からない｣
昨日の夕方オーダーを決めた時に言われた
海斗(実力か……)
海斗はJr選抜に選ばれた全国区の実力者だが
なにせ他の学校のように全国大会に出たわけでもなければ
所属する弧月中も今となっては立海がゲームを許したこともあり有名校となったが
決して大会前から注目されるようなテニスの有名校では無かった
コーチ達ですら正確なデータを持っていないのに
実力者であるとはいえ一高校生の鬼が実力を測りかねているのは当然の事だ
そんなこんなでコートの代表から外れ日課であるランニングをしているのだ
海斗｢はぁ……｣
ゆっくりと速度を落としベンチに座りため息を吐く
海斗｢……まだ俺は上位コートと戦える実力を持っていない…って事だよね｣
これがもしもAなら変わったんだろうか
なぜあの時Aは試合に来なかったのか
悶々と考えながら水に手を伸ばすと
｢もらいっ☆｣
横から猛スピードでかっさらって行く影
海斗｢……え？！｣
｢…んん？｣
海斗｢あっ…えっと……喉乾いてるんですか？｣
｢……プッ！
面白いなオカンくん｣
海斗｢えオカン？｣
｢ずっと他の人の世話焼いとったやろ｣
世話を焼いていたという自覚は全くないが
部内や校内でもよくオカンと揶揄されているのは知っていたので深くは突っ込まない
海斗｢俺は戸塚海斗です
……あの高校生の人ですよね？｣
｢ちゃい☆｣
名前を訊ねようとするとどんっと後ろから衝撃が走る
海斗｢？！｣
突然の事でよろめき急いで後ろを振り返ると驚きの人物がカラカラと笑いながら立っていた
｢何やっとんの修二くん
ウチの大事な大事な後輩くんおちょくったらんでよ？｣
修二｢ごめんちゃい☆｣
海斗｢副部長？！｣
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早く色々な高校生達(主にGenius10)を出したくて既にうずうずしています九瑠璃@舞流です
前回｢原作沿い〜｣って話で批判コメ無かったので原作から少し離れます
やっぱり嫌だと言う人はコメントにて教えてくださいm(_ _)m
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九瑠璃＠舞流(プロフ) - ワンにゃんさん» ありがとうございます！ゆっくりかと思いますがこれからも楽しみに待っていただけると嬉しいですヽ(*´∀｀)ノ (2020年7月27日 6時) (
レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
ワンにゃん - 面白いです！これからも更新楽しみにまってます！頑張ってください！ (2020年7月17日 22時) (レス) id: ef2c77108f (このIDを非表示/違反報告)
九瑠璃＠舞流(プロフ) - こころさん» ありがとうございます！返信遅くなりすみません........応援のお言葉嬉しいです(*´ω｀*)これからもスローペースかもしれませんが楽しみに待ってていただけると嬉しいです！ (2019年10月30日 18時) (レス) id: 4b38b1eb2a (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 久しぶりに新テニの小説見てこれいいなって思って最初から見ました！！続き楽しみにしてます！！ (2019年10月18日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
魔神 - 弧月は、天衣無縫の極みを使えますか。 (2019年6月10日 14時) (レス) id: 2a299f73c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九瑠璃＠舞流 | 作成日時：2018年11月28日 23時
